外国人スキー客は過去最高を記録！長野・白馬を国内最大級のスノーリゾートへ

重点支援広域型 DMO(観光地経営組織)に指定された、長野県の北アルプス地域の大町市、白馬村、小谷村の観光団体などが設立した「HAKUBAVALLEY TOURISM」。
日本最大級のスノーリゾートを誇る北アルプス地域のスキー場と連携し、“世界的なマウンテンリゾート化”を推進する活動を行う団体です。

今回、長野県だけではなく日本を代表する世界的な滞在型リゾートの創出のため、地域が一帯となってどのように取組むべきか、またどのような課題や観光戦略があるのかについての発表が行われました。

「HAKUBA VALLEY」は、長野県大町市・白馬村・小谷村にある、標高3,000m級の北アルプスの麓に広がる10のスキー場(※1)で構成される日本最大(※2)のスノーリゾートです。

世界的にも有数の上質なパウダースノーや積雪量を誇る山々が集結しているということもあり、世界中からウィンタースポーツを楽しむ多くの旅行者が訪れる場所として賑わっており、現在はニセコに次ぐ、国内で2番目の集客を誇ります。

※1...爺ガ岳スキー場、鹿島槍スキー場、白馬さのさかスキー場、エイブル白馬五竜、Hakuba47 Winter Sports Park、白馬八方尾根スキー場、白馬岩岳スノーフィールド、栂池高原スキー場、白馬乗鞍温泉スキー場、白馬コルチナスキー場
※2...総ゲレンデ面積、総コース数、総ゴンドラ・リフト数において国内最大と定義

2018年の訪日外国人旅行者数は、3119万人(観光庁調べ)と過去最高の数字に。
そのうち、「HAKUBA VALLEY(長野県大町市・白馬村・小谷村)」の10スキー場の2018-2019ウィンターシーズンにおける訪日外国人スキー来場延べ客数は、こちらも過去最高の36万7千人(前年比約+11%)を記録したとのこと。

現在は「HAKUBA VALLEY」内のスキー場を何ヶ所でも自由に滑走できる共通自動改札システムの導入や、スキーやスノーボード以外にもウィンターリゾートでの滞在を楽しむためのアトラクション施設、北アルプスが一望できる絶景テラスなど、数々の新たな取組を実施。

さらに外資系ホテル『マリオット』の参入や、高級古民家リゾートを再生するなど、宿泊施設としての価値も高まっています。

今後は『Snow Peak』や『スターバックス』、神楽坂レストラン『石かわ』監修のレストランのオープンが控える『ランドステーション白馬』も来年4月に開業を控えているとのこと。

このようにウィンターシーズンだけでなく、四季全て楽しむことができるマウンテンリゾート化していく「HAKUBAVALLEY」の活動に期待が高まります。