容器で醤油の量が計れる「ソルトーフカップ」3種類を発表

近年、日本人の1日あたりの塩分過剰摂取が問題に。
平成30年の日本人の1日当たりの食塩摂取量の平均値は10.1gと厚生労働省から発表されていますが、世界保健機関（WHO）では5g未満、日本高血圧学会では6g未満を推奨しています。

そのような背景を踏まえ、創業100年を超える東洋製罐グループと、管理栄養士監修のレシピ検索・献立作成サービス「おいしい健康」から、共同開発した自然に“減塩”に取り組める3種類の豆腐容器「ソルトーフカップ」が発表されました。

カラの豆腐容器をすぐに捨てるのではなく、計りに使用するといった再利用にも繋がるなど、便利かつ自然と“減塩”を可能にした3つの容器です。
現在販売はされていませんが、今後商品化を目指すとのこと。

「ソルトーフカップ・ハカル」は、カップに「大さじ1」「小さじ2分の1」など、液体を入れた際にその量がひと目で分かる目盛りが付いています。
透明の容器なので、分量を目で確認しやすく、捨てずに保管しておくことで計量容器として使用することができます。

「ソルトーフカップ・ミエル」は、豆腐容器に数字の「1」「2」「3」の形をした“くぼみ”があるのが特徴。
豆腐自体の数字の“くぼみ”によって、「1」は1cc、「2」は2cc、「3」は3ccの醤油の量がぴったり入るように設計されています。

「ソルトーフカップ・ミセル」は、醤油をかける量を抑制するため、和柄の“くぼみ”を施した豆腐容器。たった1cc程度の醤油を掛け流だけで、綺麗な和柄模様が豆腐の表面に現れ、少ない醤油の量で見た目も綺麗で、美味しく食べることができます。