2025年夏のボーナスは過去最高水準でも約9割が「お小遣い増えてない」理由は“物価高”
更新日:2025/07/07 10:14
2025年夏のボーナスシーズンに合わせて、ソニー損害が20代〜50代の全国の持ち家家庭でお小遣い制の800名を対象に、昨年と比較したお小遣いの実態やお小遣いが増減した要因に関する調査を実施。その結果、夏のボーナスが過去最高水準を記録するなかでも、87.5%の人が「お小遣いは増えていない」と回答しました。
ソニー損保が「2025年夏のボーナスとお小遣い事情」の調査を実施

2025年夏のボーナスシーズンに合わせて、20代〜50代の全国の持ち家家庭でお小遣い制(※1)の800名を対象に、昨年と比較したお小遣いの実態やお小遣いが増減した要因に関する調査をソニー損害が実施。
その結果、お小遣いの平均は全体で「28,969円」となり、2024年の結果(27,735円)と比較して増加は1,234円にとどまっているとのこと。
夏のボーナスが過去最高水準を記録するなかでも、87.5%の人が「お小遣いは増えていない」と回答したたのだそう。
※1:この調査でのお小遣い制とは、家計のなかで毎月自由に使える金額が決まっていることを指す
その結果、お小遣いの平均は全体で「28,969円」となり、2024年の結果(27,735円)と比較して増加は1,234円にとどまっているとのこと。
夏のボーナスが過去最高水準を記録するなかでも、87.5%の人が「お小遣いは増えていない」と回答したたのだそう。
※1:この調査でのお小遣い制とは、家計のなかで毎月自由に使える金額が決まっていることを指す

一般財団法人 労務行政研究所による東証プライム上場企業の2025年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結⽔準調査(※2)によると、全産業114社の平均金額は「86万2,928円」と、 2024年同期と比較して3.8%(※3)増加していることが分かります。
近年のボーナス水準を振り返ると、2021年はコロナ禍の影響を受け「71万397円」と減少傾向にありましたが、2022年は「76万5,888円」、2023年は「79万4,008円」、そして2024年は、初めて80万円台を突破し「84万6,021円」となり年々増加しています。そして2025年は「86万2,928円」とさらに増え、過去最高水準となりました。
※2:一般財団法人 労務行政研究所「東証プライム上場企業の 2025 年 夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」
https://www.rosei.or.jp/attach/labo/research/pdf/000089053.pdf
※3:対前年同期⽐であり、各年の集計対象企業のうち前年同期と⽐較できる同⼀企業について伸び率を算出したものとなります。
近年のボーナス水準を振り返ると、2021年はコロナ禍の影響を受け「71万397円」と減少傾向にありましたが、2022年は「76万5,888円」、2023年は「79万4,008円」、そして2024年は、初めて80万円台を突破し「84万6,021円」となり年々増加しています。そして2025年は「86万2,928円」とさらに増え、過去最高水準となりました。
※2:一般財団法人 労務行政研究所「東証プライム上場企業の 2025 年 夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」
https://www.rosei.or.jp/attach/labo/research/pdf/000089053.pdf
※3:対前年同期⽐であり、各年の集計対象企業のうち前年同期と⽐較できる同⼀企業について伸び率を算出したものとなります。
ボーナスが過去最高水準を記録するのに対しお小遣いが増えない人が多数

2025年(1月~5月)のお小遣い調査によると、2024年と比較して「変わらない」人は75.1%、「減った」人は12.4%となり、ボーナスが過去最高水準を記録しているにもかかわらず、お小遣いが増えていない人が9割弱(87.5%)いることが明らに。
2025年のお小遣いの全体平均額は「28,969円」で、男性の平均は「32,897円」、女性の平均は「25,040円」。男性の方が高い傾向となっているのだそう。
また、お小遣いが増えたと回答した人の平均増加額は「11,669円」、減ったと回答した人の平均減少額は「12,948円」と、減少額の方が上回る結果となったとのこと。
2025年のお小遣いの全体平均額は「28,969円」で、男性の平均は「32,897円」、女性の平均は「25,040円」。男性の方が高い傾向となっているのだそう。
また、お小遣いが増えたと回答した人の平均増加額は「11,669円」、減ったと回答した人の平均減少額は「12,948円」と、減少額の方が上回る結果となったとのこと。
お小遣いが減った要因に「物価高による支出の増加」

お小遣いが減った人の48.5%が要因として、「物価高などによる家計の生活費増加」と回答。
その他「本業の収入(給料や賞与)の減少(35.4%)」、「家の購入、住み替え、子供の教育費等、ライフステージの変化による支出増加(30.3%)」と続きます。
お小遣いへの充足度については、「不足している」と回答した人が32.6%(「とても不足している(12.8%)」、「やや不足している(19.8%)」)であった一方、「満足している」人は30.4%(「とても満足している(9.5%)」、「やや満足している(20.9%)」)となり、「どちらとも言えない」が37.1%と最も多い結果に。
その他「本業の収入(給料や賞与)の減少(35.4%)」、「家の購入、住み替え、子供の教育費等、ライフステージの変化による支出増加(30.3%)」と続きます。
お小遣いへの充足度については、「不足している」と回答した人が32.6%(「とても不足している(12.8%)」、「やや不足している(19.8%)」)であった一方、「満足している」人は30.4%(「とても満足している(9.5%)」、「やや満足している(20.9%)」)となり、「どちらとも言えない」が37.1%と最も多い結果に。
値上げ実感ランキングは生活に欠かせない必需品が上位に

値上げを実感している項目についての質問には、近年値上がりが話題となっている「お米」という回答が最多に。
次いで多かった回答は「ガソリン(60.9%)」、「卵(59.1%)」、「お菓子・スイーツ(53.3%)」、「電気(50.1%)」。
これらはすべて生活に欠かせない必需品であることが分かりますね。
次いで多かった回答は「ガソリン(60.9%)」、「卵(59.1%)」、「お菓子・スイーツ(53.3%)」、「電気(50.1%)」。
これらはすべて生活に欠かせない必需品であることが分かりますね。
ボーナスの使い道第一位は「預金」

ボーナスの使い道の回答として最も多かった「預金(41.3%)」。
次いで「生活費の補填(30.0%)」、「国内旅行(22.0%)」、「趣味・娯楽費(18.1%)」といったレジャー関連の項目も上位に入ったものの、「預金」「生活費の補填」「ローン等の返済」といった“堅実な用途”が多く選ばれる結果に。
次いで「生活費の補填(30.0%)」、「国内旅行(22.0%)」、「趣味・娯楽費(18.1%)」といったレジャー関連の項目も上位に入ったものの、「預金」「生活費の補填」「ローン等の返済」といった“堅実な用途”が多く選ばれる結果に。

また、お小遣いを増やすための行動として、6割以上(64.9%)が「ポイ活」を行っていることが判明。
さらに、「食料品の節約(安い購入場所を探す、まとめ買いをするなど) (33.4%) 」、「日用品の節約(安い購入場所を探す、まとめ買いをするなど) (28.6%) 」、「外食を控えて内食(自炊)を増やす(25.9%) 」といった、日々の生活における節約行動が上位に挙げられたとのこと。
一方で、各種保険などの固定費の見直しに取組んでいる人はそれぞれ1割未満にとどまり、特に火災保険はあまり意識されていないことが明らかになったのだそう。
さらに、「食料品の節約(安い購入場所を探す、まとめ買いをするなど) (33.4%) 」、「日用品の節約(安い購入場所を探す、まとめ買いをするなど) (28.6%) 」、「外食を控えて内食(自炊)を増やす(25.9%) 」といった、日々の生活における節約行動が上位に挙げられたとのこと。
一方で、各種保険などの固定費の見直しに取組んでいる人はそれぞれ1割未満にとどまり、特に火災保険はあまり意識されていないことが明らかになったのだそう。
火災保険加入者の7割超が「値上げを知らない」「定期的に見直していない」

火災保険については、全体の7割以上(72.1%)が定期的に見直しを行っていないことが判明。
2024年10月に実施された火災保険の値上げについは、なんと7割以上(74.3%)が「知らなかった」のだとか!
多くの人が火災保険料の状況や、住まいの現状に補償が合っているかを十分に把握できていないことがうかがえますね。
火災保険を定期的に見直すことは、将来的な保険料負担を軽減し、結果として家計に余裕を生み出し、お小遣いを増やすことにつながる可能性も。火災保険に加入している方はぜひ一度見直しをしてみましょう。
2024年10月に実施された火災保険の値上げについは、なんと7割以上(74.3%)が「知らなかった」のだとか!
多くの人が火災保険料の状況や、住まいの現状に補償が合っているかを十分に把握できていないことがうかがえますね。
火災保険を定期的に見直すことは、将来的な保険料負担を軽減し、結果として家計に余裕を生み出し、お小遣いを増やすことにつながる可能性も。火災保険に加入している方はぜひ一度見直しをしてみましょう。
調査概要
ソニー損保 ボーナス時期お小遣いに関する調査
調査対象者:持ち家で火災保険に加入しているお小遣い制の人 サンプル数:20代〜50代の男女800名
調査方法 :インターネット調査 調査期間 :2025年5月27日〜6月2日
出典:ソニー損害保険株式会社
調査対象者:持ち家で火災保険に加入しているお小遣い制の人 サンプル数:20代〜50代の男女800名
調査方法 :インターネット調査 調査期間 :2025年5月27日〜6月2日
出典:ソニー損害保険株式会社
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