【期間限定】日本橋三越本店で『長崎展』が開催 初登場の注目店など行かなきゃ損!

更新日:2020/01/15 11:24
期間2020年1月8日(水)〜2020年1月13日(月)
場所日本橋三越本店
2020年1月8日〜13日まで、日本橋三越本店で『第11回 長崎展』が開催。 全49店のうち、新規初出店となる14店の中から、特に注目の商品を紹介します。 毎年大好評のイベントなので、気になる方は早めに足を運んでみてくださいね。

日本橋三越本店で毎年大人気の『長崎展』が開催中

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日本橋三越本店で、2020年1月8日〜13日まで『長崎展』が開催中。
年に1回開催される『長崎展』は今年で11回目を迎えます。
過去10回は、“これぞ長崎”と言える、長崎を代表するカステラや角煮、ちゃんぽんなどを中心に展開されていたそう。

令和初開催の今回は、これまでの長崎の伝統を守りつつも、地元素材や歴史的背景を活かしながら新しい挑戦や提案をする若い世代の生産者や商品がラインナップされています。
地方が抱える物流費の高騰や人手不足といった課題に直面しつつも、モノづくりに真摯に向き合う生産者が生み出す商品は一見の価値あり。

イベントは、ご当地グルメや伝統工芸品を体感できる楽しみがありますが、生産者との会話の中から商品それぞれのストーリーや秘められたエピソードを直に聞ける醍醐味があります。

日本橋というと、落ち着いた大人の街というイメージを抱いている方にこそ、足を運んでいただきたいイベントになっています。

注目店①『firando』満月夜の塩を使った生キャラメル

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最初の注目店は、長崎県平戸市から2019年10月に誕生した新ブランド『firando』(フィランド)。
ブランド名は、江戸時代の鎖国期に西の都「firando」と呼ばれ、日本で初めてポルトガル・イギリス・オランダとの国際貿易が行われ、繁栄した平戸に由来しています。
南蛮貿易によっていち早く砂糖が入ってきた場所でもあり、元祖スイーツの街。
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『firando』では現在、2つの「回帰」をコンセプトに商品をラインナップしており、厳選した素材を使ったスイーツ作りをしています。
平戸唯一の酪農家による、搾りたての新鮮な生乳をはじめ、生産数が少なく市場には出回らない希少価値の高い長崎県産の卵、保存料・着色料不使用の無添加にこだわった未精製の鹿児島県産粗糖を使用。

身体に優しい素材を使った食品は、大切な人へ贈る際や自分へのご褒美スイーツとしても手が伸びる大きなポイントになりますよね。
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「MANGETSU」 220g 1,801円/税込(イベント特別価格)
「自然への回帰」をコンセプトにした塩生キャラメル「MANGETSU」は、ポルトガル商船によって伝来した西洋菓子「キャラメロ」を現代に甦らせた復刻スイーツ。

感謝・完了・満たす・慈しみの意味を持つと言われる「満月」をイメージしたルックスは、誰かと分け合う喜びを感じてほしいとの思いからあえて個包装にしていないのだとか。
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「MANGETSU」に使用している塩はなんと、満月の満潮の夜にだけ汲み上げて作る平戸海の塩。
ミルクの濃厚な味わいの中に、程よいアクセントとして存在感を放っています。

舌の温度でとろけるキャラメルは、なめらかさと繊細さが印象的。
会期中にリピーターとなって買い求める姿も多く、開店からわずか1時間半で完売してしまうほどの反響です。午前中に足を運ばれることをおすすめします。

「MANGETSU」を東京で手にする機会は他に、天現寺カフェ(東京・南麻布)にてイートイン(1人用の特別サイズ)やギフト包装の取り扱いがあるので気になる方はチェックしてみてくださいね。
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月面をイメージしたパッケージデザインは、大切な人やビジネスシーンでの贈答品としてもおすすめです。
冷凍の状態で販売しているので、午前中に購入して午後のお持たせにするのも良さそう。
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「PURIORI」(キャラメロ/紅茶/抹茶)
100ml 481円/税込(イベント特別価格)
『firando』のもう一つの看板商品「PURIORI」のコンセプトは「歴史への回帰」。
“鎖国当時の平戸へ還り、平戸城主に献上するお菓子を作るなら”という発想から生み出された、歴史に思いを馳せたプリンです。

フレーバーは、キャラメロ、紅茶、抹茶の3展開。

パッケージは、日本茶発祥の地である長崎を感じさせる“茶筒”をイメージしたそう。
この中にプリンが入っているとは想像しがたいルックスのため、サプライズの演出に一役買ってくれそうです。
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アトリエオーナーの小値賀布美華さんによると、美しい4層は「日本の菓子文化の歴史を表現している」のだそう。

下から、長崎県産の希少卵で作るプリン、創業240年の平戸の老舗和菓子店『熊屋』のカステラ、平戸産の生乳で作る復刻版キャラメロ、粗糖のキャラメリゼで構成。
丁寧に重なり合う層が見事に調和し、トップにのる粗糖が楽しい食感を与えてくれます。

注目店②『Attic』バリスタが目の前で描くラテアート

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2つ目の注目店は、長崎市内の出島にある人気カフェレストラン『Attic』(アティック)。
長崎港を眺めながらスペシャルティコーヒーを楽しめると人気の高い専門店の味わいを『長崎展』でイートインできるチャンス。

1つ目の注目店として紹介した『firando』のすぐ横にブースがあり、『firando』の「MANGETSU」に合うコーヒーを提案してしてくれるため、スイーツとコーヒーのハーモニーをその場で味わうことができます。
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長崎の新名物となっている「龍馬カプチーノ」はもちろん、ぜひ体験いただきたいのがバリスタによるラテアート。
数多のコーヒー選手権などで優勝経験を持つ、バリスタの田口大介さんが芸術的な一杯を提供してくれます。
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ハートや動物など12種類から好きな絵柄を選ぶと、目の前で実演してくれます。
巧みな技で描き出されるアートに、しばし時間を忘れて引き込まれてしまうよう。
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今回は特別に2020年の干支である“ネズミ”を描いてもらいました。
絵柄によっては、リクエストに応えてもらえるそうなので、ぜひ目も舌も楽しめる本格派の一杯を堪能されてくださいね。
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『長崎展』限定ドリンクとして「ゆうこうエスプレッソ」(550円/税込)も登場。
“ゆうこう”は、長崎市伝統の香酸柑橘で、ジャムやサイダーなどで割って食することが多いそう。
キリシタンと深く関わりのある地域に多く自生していた歴史から、キリシタンが伝えたと言われる説もあります。

12月末からの1ヵ月しか収穫されない貴重種で、今回『長崎展』の開催時期とタイミングがあったため生まれた幻のドリンクです。

注目店③『ナチュラルファーミング』オリーブの葉から生まれたスパークリング

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「エクストラバージンオリーブオイル」
25g 1,501円/税込
90g 4,801円/税込
3つ目の注目店は、長崎県雲仙市の『ナチュラルファーミング』。
もともと、製造機械のメンテナンスをしていたという代表の稲田信忠さんは、日本のオリーブ栽培の発祥地である香川県小豆島へ自ら通い、オリーブのすべてを学んだそう。

雲仙市の気候に合わせ、小豆島の厳選した苗を試行錯誤しながら10年間研究を重ね、農薬不使用にこだわり安全・安心なオリーブを使った加工品を製造・販売しています。
さらに、オリーブの新しい食べ方の提案も積極的に発信。

雲仙産のオリーブのみを使用した「エクストラバージンオリーブオイル」は、収穫の際に傷や酸化を促進させないように手摘みで行い、朝摘み後24時間以内に圧搾・ろ過して瓶詰めするこだわり。
フレッシュな状態で食卓に届きます。
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「オリーブリーフスパークリングロゼ」
500ml 1,850円/税込
ARETTO編集部イチオシは、「オリーブリーフスパークリングロゼ」。
オリーブの花言葉である“平和・安らぎ・勝利・知恵”に願いを込めて、2019年に誕生した炭酸飲料です。

“オリーブのスパークリング!?”の意外性は、贈答品やお祝いの席での話題性も十分。
ノンアルコールなので、お酒が強くない方にもおすすめです。
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オリーブの葉をパウダー状にしてブレンドしているため、口に含むとフルーティーな味わいにオリーブの香りがふわっと広がります。

ホテルのウェルカムドリンクとしても人気が高いそう。
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「手摘みオリーブリーフティー」
オリーブはポリフェノールを含んでいるため、「加工の際に苦みが出てしまう」と稲田さん。
『ナチュラルファーミング』では試行錯誤のうえ、独自製法により苦味の少ない爽やかな味わいの「オリーブ葉のティーバッグ」を実現。

クセがなく飲みやすいのでティータイムはもちろん、カフェインレスなので小さな子どもがいる家庭や妊娠中、さらには夜眠りにつく前の一杯にもおすすめです。
使用後のティーバッグから取り出した茶葉は、そのまま肉や魚の香草焼きにも利活用でき、経済的。

『ナチュラルファーミング』の一部商品はアンテナショップ『日本橋 長崎館』でも取り扱いしているので、継続して購入できます。

おわりに

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「日本の道路の始まり」と言われる日本橋は、2004年オープンの『COREDO日本橋』を皮切りに再開発が進んでいます。
続々と誕生する複合施設の影響で、トレンドの中心地の1つとなっている日本橋には、全国のアンテナショップも点在。

今回の『長崎展』のようなイベントやアンテナショップに関心を持ったり、商品を購入することで、楽しみながら地方を応援することができます。

日本橋三越本店で開催中の『長崎展』は、「日本の窓口」として異文化の国々と交流してきた長崎ならではの歴史をグルメや工芸品を通して感じられる空間になっています。
数に限りのある商品もあるので、気になる方は早めに足を運んでみてくださいね。

イベント情報詳細

◆開催日時:2020年1月8日(水)〜13日(月・祝)10:00〜19:00(最終日18:00終了)
 ※イートインラストオーダーは各日終了30分前(最終日は17:30)
◆会場:日本橋三越本店 本店7階 催事会場
◆アクセス:銀座線・半蔵門線 「三越前」駅より徒歩1分

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