ジャパンチケットがインバウンド客に“選ばれる”飲食チケットの4つの特徴を紹介

更新日:2025/08/20 17:03
飲食店・体験施設・観光地などの日本の観光資源をeチケット化し、世界中の訪日外国人に向けた販売を可能にするトラベルテック企業Japanticket(ジャパンチケット)が、インバウンドの最前線に立つ立場から、最近の注目トピックや現場のリアルな声を届けるニュース。今回はインバウンド客に“選ばれる”飲食チケットの4つの特徴を紹介しています。

海外OTA活用でチケット販売を成功させるポイントを紹介

インバウンドの増加に伴い、海外OTAを活用してコースチケットなどを事前販売する飲食店が増加しています。
しかし、ただ単純に「掲載すれば売れる」というわけではないため、飲食チケットを“選ばれる商品”として売る必要がありますよね。

今回ジャパンチケットは、インバウンド客に“選ばれる”飲食チケットの4つの特徴を紹介しました。

1.「日本らしさ」と「特別感」が価値を生む

Retina
Retina
訪日客に人気の飲食体験の多くに共通するのが“日本らしさ”と“非日常の特別感”。

例えば、日本ならではの丁寧な接客や細やかな気遣いが高く評価されている『焼鳥 月や』は、OTA上での口コミも好調なのだとか。
さらに、ショーレストランのように、日本ならではの文化体験を取り入れた高付加価値な食事体験による特別感が人気を集めているのだそう。

「二重価格」は逆効果。納得感ある価格設定を

訪日客にとっては「料金に何が含まれているのか」が明確であることが重要です。
日本特有のお通し代やサービス料など、海外では一般的でない追加費用が後から発生すると、評価が下がる要因に。
二重価格(外国人向けの別料金設定)などは避け、チケットに含まれる内容を事前に丁寧に伝えることで安心感と信頼感につながるとのこと。

口コミとSNSの拡散力を活用

OTAでの初動を左右するのが口コミとSNSでの露出。
レビューは次の訪問者の信頼につながるだけでなく、検索や表示のアルゴリズムにも影響します。
ジャパンチケットでは口コミ獲得をサポートする仕組みや、中国で人気のSNS「RED(小紅書)」など海外SNSとの連携も行い、認知度向上を後押ししているのだそう。

直前予約に対応できる柔軟さ

Retina
旅行中に食事を決める傾向が強いFIT層(個人旅行者)にとっては、直前予約への対応力が鍵。
実際に「肉屋の台所」では、Japanticketを通じて「Klook」との即時予約連携を導入した結果、直前3日以内の予約が急増。
当日予約だけで全体の36%を占め、月間売上は50万円アップする成果を上げだのだとか。
空席を無駄にしない仕組みが、大きな成功要因となっています。
Japanticketは、人気飲食店から百貨店、体験施設や自治体まで幅広いパートナーと連携し、OTA上で“売れる形”に整えるための商品造成や翻訳、販売支援を一括で提供しています。2025年6月時点で約2,000施設・5,000チケットの商品を展開。

「訪日客に選ばれる体験」をつくるためには、単なるチケット販売にとどまらず、日本らしさの演出やわかりやすい価格設定、SNS活用、そして直前予約対応といった細やかな工夫が欠かせませんね。

ARETTO公式

Ranking

アメリカNo.1*人気のベーカリーブランド『キングスハワイアン』が新宿髙島屋「ハワイフェア」に初出店

ジャパンチケットがインバウンド客に“選ばれる”飲食チケットの4つの特徴を紹介

【レポ】『GU』がこの夏、子ども向けコーディネート体験イベントを開催!予約を受付中

『PLST』のウィメンズ クリエイティブディレクターにデザイナー・村田晴信氏が就任

【速レポ】たっぷりイチジクを大満喫!『キル フェ ボン』が1週間限定「イチジクフェア」開催