シロアリ出現シーズン到来!『ダスキン』が「シロアリへの理解」に関する調査を実施

更新日:2025/05/19 09:34
『ダスキン』が展開するターミニックス事業(害虫獣の駆除と総合衛生管理)が、昨年の5月31日~6月3日、全国の持ち家戸建て居住者438名を対象に「シロアリへの理解」に関する調査を実施しました。今回は、この調査結果と共に、改めてシロアリの生態や被害の有無を確認できる5つのチェックポイントについてもご紹介します。

「シロアリへの理解」に関する実態は!?調査結果と被害を防ぐチェックポイントをご紹介

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シロアリの羽アリが飛び立つシーズンである4月〜7月は、シロアリの存在に気付きやすくなる時期。

シロアリは光と乾燥を嫌い、暗くて湿気の多い床下などから静かに食害を進行させるためその被害に気付くのが難しい害虫ですが、4月〜7月にかけて新たな巣を作るために飛び立つ「羽アリ」を目にすることは、シロアリの生息を予測・察知する重要な手がかりとなるのだそう。

これを受け、『ダスキン』が展開するターミニックス事業(害虫獣の駆除と総合衛生管理)が、20~60代の全国の持ち家戸建て居住者438名を対象とした「シロアリへ理解」に関する調査を、2024年5月31日~6月3日に実施しました。

今回は、この調査結果と共に、改めてシロアリの生態や被害の有無を確認できる5つのチェックポイントについてもご紹介していきます。
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まず、「羽アリ」についてどの程度知っているかという質問に対して、「羽アリ」という単語自体を知らなかった人は14.1%と少なく、全体の85.9%は「羽アリ」について認知している結果となりましたが、「羽アリ」の特徴を正確に認知している人は23.3%に留まり、その危険性を約8割が理解していないことが判明しました。

「羽アリ」とは、羽が生えたシロアリやクロアリなどの「羽」をもった成虫のことを指し、繁殖期になると「羽アリ」は巣から一斉に飛び出して新たな巣を作るのだとか。

もしも室内などで「羽アリ」を見つけた場合、既に床下にシロアリの巣が作られている可能性もあるため、「羽アリ」の特長を正確に認知することがシロアリの被害を未然に防ぐことに繋がるそうです。
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また、「羽アリ」について正確に理解している人を男女別で分析したところ、男性の50歳以上は32.9%と他の性・年齢別よりも高くなっており、女性についても50代以上は24.7%と全体の23.3%を上回る結果に。

一方で、20~34歳の女性については理解率が12.1%と男性よりも非常に低い結果となりました。
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続いて、「羽アリを見かけるとシロアリの危険性がある」ことをどの程度知っていたかいう質問に対しては、全体の認知率は6割を超える結果になりましたが、「よく知っていた」と回答した人はわずか15.7%と2割を切る結果となり、危険性について正確に理解している人の割合は低いことがわかりました。
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また、男女別でも危険性への理解には大きく差があることも判明。

男性計は全体の平均15.7%を上回る17.6%に対して、女性計は13.8%と平均を下回る結果になり、とくに20~34歳女性は12.8%、35~49歳女性は9.8%と非常に低い結果となりました。
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そして、「羽アリ」を含む5つの虫の画像を見せ、「シロアリ」だけを正しく選べるかを調査した結果、40.4%の人が「羽アリ」を正確に判別できた一方で、女性若年層について「シロアリ」だけを正しく判別できた人は24.1%に留まりました。

今回の調査により、50歳以上の世代においては「シロアリ」の認知・理解率は平均より高く、若い世代になっていくほど、「シロアリ」への認知・理解が低く、特に女性若年層が認知・理解が低い結果となりました。

4月頃から夏にかけて「シロアリ」の活動が活発化してくる時期となるため、あなたがもしも「羽アリ」を見つけたら、被害が大きくなる前に無料診断を行っている害虫駆除業者へ相談してくださいね。

調査情報

目的:「シロアリへの理解」に関する実態把握
調査期間:2024年5月31日(金)~6月3日(月)
調査方法:インターネット調査
調査人数:438名
調査対象:20~60代の持ち家戸建居住者、男女
調査元:株式会社ダスキン ターミニックス
モニター提供元:株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー

意外と知らない「羽アリ」と「シロアリ」について

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成長した「羽アリ」は、巣立ちして群飛した後着地してから羽を落とし、雌雄がつがいとなって新しいコロニー(巣)を作り始めるそうですが、このつがいが新しい王アリ・女王アリになるのだとか。

移動距離は長くても数百mほどで、元の巣からあまり遠くへは移動できないため、群飛や落ちた羽が見つかれば近くにコロニーが存在すると考えられ、シロアリ被害の危険性が高まっていると言えるようです。

そして日本には、主に「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類が生息。

水を運ぶ能力、被害範囲、群飛時期、体色、体長などに違いがあり、本州南岸以南に生息する「イエシロアリ」は自ら水を運び、木材を湿らすため建物全体への被害が懸念されているので、羽アリの出やすい時期に注意して建物周辺を観察しましょう。

あなたの家は大丈夫?シロアリ被害を確認できる5つのチェック項目を紹介

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下記、5つのチェック項目のうち1つでも当てはまる場合は、シロアリ被害の危険が迫っているサインになるので注意が必要です。

1.庭にある杭や垣根がグラグラしている
2.羽アリや羽アリの群飛行動を目撃した
3.床やドアにゆがみなどに違和感があることがある
4.基礎の木部やコンクリート部分に蟻道を見つけた
5.壁や柱を叩くと空洞音がする

ご自宅の被害を防ぐためにも、一度こちらのチェックポイントを確認してみてくださいね。

怪しい虫を見かけたときに心強いアプリ「虫みっけ!」を活用しよう

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「虫みっけ!」は、日常で出会う不明な虫を簡単に判定(※)できるツールで、家の中や庭で見かけた気になる虫を写真で撮影するだけでAIが「虫の種類」を判定してくれて、その虫の名前だけでなく、生態・予防・対処方法まで詳しく教えてくれるアプリ。

もしアプリでシロアリと判定された場合は、アプリ内の虫そうだん機能を使って近隣のダスキンターミニックス店舗へ相談依頼が可能となり、その中でも特に深刻な被害が予想される場合は、無料床下調査も依頼できるのだとか。

マイ店舗機能を使って近くの店舗を登録しておくことで、シロアリ以外の害虫獣の困りごともスムーズに相談や駆除依頼をすることができるだけでなく、季節ごとに出現しやすい虫予報の出現予報機能や過去に判定した虫の記録が残るマイページ機能など、虫との付き合い方をサポートする便利な機能も満載なので、ぜひ活用してみてくださいね。

※AIの予測を基にした判定となり、100%正確にすべての虫を判定できるものではありません。

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