哲学的な深い話を好みやすい遺伝子タイプが多い都道府県ランキングを発表

ユーグレナ社は、2024年4月1日（月）より、遺伝子に関する素朴な疑問や研究テーマを一般の方から広く募集し、調査・探索する全員参加型の研究企画「みんなで遺伝子クエスト」を実施しています。

4月25日の「DNAの日」に7つの研究テーマを確定し、これらのテーマについて6月よりアンケート募集し、特徴的な遺伝子タイプが見つかるかどうかデータ解析を行ったところ、11月7日に発表した「カラオケ（歌）の上手さ」に加え、「哲学的な深い話の好みやすさ」についても、統計的に有意な関連がある遺伝子タイプを見つけることができたとのこと。

見つかった遺伝子がどのようなメカニズムで「哲学的な深い話の好みやすさ」に関わっているかはまだ明らかにできていないそうですが、今後の研究での基礎データとなることが期待されるのだとか。

個人の健康リスク・体質・祖先について350項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて結果を提供する『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービス。

体質や病気の発症は遺伝要因だけでなく、食生活や生活環境など環境要因も大きく影響を受けるため、自分の遺伝子情報を理解したうえで生活習慣を見直すヒントに役立てることができますよ。

そして今回は、研究企画「みんなで遺伝子クエスト」で結果を得られた、「哲学的な深い話を好むタイプ」を解析しました。

ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスの利用者の中から、36,875人のゲノムデータを用いて「遺伝子型rs12109608」に該当する人の割合を都道府県（出生地）別に算出し、数値化。

その結果、「哲学的な深い話を好むタイプ」の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位 奈良県、2位 滋賀県、3位 香川県、4位 鳥取県、5位 石川県、6位 富山県、7位 山形県、8位 静岡県、9位 埼玉県、10位 広島県となりました。

ぜひ自分の遺伝子タイプが気になる方は「遺伝子解析サービス」を使用して、自分のタイプを調べてみてはいかがでしょう。

調査方法：ゲノムデータの解析をもとに調査
調査対象：「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」、「ジーンクエスト ALL」の利用者
対象者数：ゲノムデータ36,875人
調査時期：2024年10月
調査項目：アンケート結果を元に、ゲノムデータ「遺伝子型rs12109608」に該当する人の割合を都道府県ごとに算出