【レポ】20種類以上の電動バイクの試乗が可能!体験型施設『eモビリティパーク』がオープン

11月29日、国内初の常設型eモビリティ体験施設『eモビリティパーク』がにオープンしました。本施設では常時20種類以上の電動バイクを試乗することができるのだとか。今回、メディア向けに事前内覧・体験会が行われ参加してきました。

常時20種類以上のeモビリティを安全に体験できる常設型施設『eモビリティパーク』

『eモビリティパーク』は、都内で新⾞販売される乗⽤⾞や⼆輪⾞を100%⾮ガソリン化することを⽬指す「ゼロエミッション東京」を実現するため、常時20種類以上のeモビリティを安全に体験できる常設型施設です。

注⽬の最新モデルから近年急増している免許不要のモビリティまで幅広くラインアップしており、気軽かつ安全にeモビリティに触れることができます。
本施設を運営する株式会社キズキは、オートバイの販売やレンタル事業を手掛ける会社として、日本初電動バイクのアクティビティ施設『e-TRAIL PARK』も運営しています。

代表取締役の松崎⼀成氏は、「オートバイの利用者を増やしたい、新しいバイクライフを届けたい」という思いから、“お客様の人生を豊かにするバイクライフプランナーを目指す会社”として、多種多様な旅体験を提供できるEVバイクに新たな魅力を感じているとのこと。

もちろん、仕事の分野においてもさまざまなシーンでEVが活用される可能性が高まっているそうです。

防災という観点からも災害時に活躍できるeスノーバイクは、「普段時ではスキー場でオートバイに乗るエンターテインメントとしての役割もあり、バイクの可能性が日増しに広がっています」と語られました。
そうした追い風を受けて「eモビリティパーク」では、若年層から高齢者まで幅広い方にeモビリティの魅力を発見できる場にしたいそうで、「若い世代が環境に配慮した最先端の移動手段に触れて未来を感じたり、高齢者が日常の移動をより快適にする選択肢として、eモビリティの利便性を体験してもらえたら。この施設がeモビリティの普及だけでなく、人々が未来の移動手段についての考えを見いだすきっかけになればと思っています」と思いを明かしていました。
体験コースは車道と歩道の段差、路上で起きるヒヤッとポイントなどが再現され、速度を出せるストレートなども合わせて約100mのコースとなっています。

常備された約20種類以上のeモビリティから乗り物は自由に選べるそうで、レクチャーも含めれば1周当たり5分くらいで回れるため、次々に乗り換えるならば4周ができる計算になりそうです。

もし、それ以降も走りたければ、混んでいない限り同料金を払えば再び20分間試乗を行えるとのこと。
いろいろな形状のeモビリティが乗れるようになっているのは、地球温暖化対策として非ガソリン化にシフトしていく中で特定小型原付が制度化されたことで、これまでに見たことのないタイプの電動モビリティが、次々に出てきたことが背景にあります。

免許が要らずに乗れることや自動車メーカー以外からの参入が相次いだことで、統一化されていない操縦方法を知るためにも、どのような乗り物なのか体験することが重要となってきているからです。
さまざまなeモビリティがあることを知り、自分の生活にマッチした車両を見つけることができれば、快適な移動手段につながるでしょう。
バッテリーが小型化されて距離も走れるようになってきているeモビリティ。これからは利便性の面から需要が高まっていくと考えられています。これまでは敬遠されがちだった女性の利用者も増加傾向になってきているなど、徐々に時代がeモビリティにシフトしてきているので、この機会に体験してみるのはいかがでしょうか。

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