【レポ】⼤阪の行列店『人類みな麺類』とユーグレナ社のコラボ「宇宙に最も近いラーメン」

UNCHI株式会社が運営する、⼤阪の⾏列ラーメン店『⼈類みな麺類』と、世界で初めて微細藻類ユーグレナ（和名：ミドリムシ）の食用屋外大量培養技術の確立に成功したユーグレナ社のコラボ商品「宇宙に最も近いラーメン」が期間・数量限定で発売中です。

このラーメンは、宇宙空間での培養の研究も進められているユーグレナ社の藻類、「オーランチオキトリウム」、「⽯垣島ユーグレナ」、「ヤエヤマクロレラ」を使った、究極のユニバーサル・サステナブルラーメン。

一体どんなラーメンなのか想像がつきませんよね。そこで今回は、メディア向けの試食会の様子をレポートします！

今回使用されているのは、ユーグレナ社の3種類の藻類、「⽯垣島ユーグレナ」、「ヤエヤマクロレラ」、「オーランチオキトリウム」です。

「⽯垣島ユーグレナ」は59種類のもの豊富な栄養素を含有する一方、「ヤエヤマクロレラ」はタンパク質とデンプンの含有量が高い点において優れているという特徴があります。

「オーランチオキトリウム」は、ラビリンチュラ類（葉緑体を持たず海洋の有機物を分解・吸収する単細胞生物）に属する微細藻類で、人間の体内で合成できない不飽和脂肪酸「ドコサヘキサエン酸（DHA）」を多く生産・蓄積するのが特徴。

さらにこれらの微細藻類は、他の動植物と比べて単位面積当たりの生産性が高く、閉鎖的空間での栽培にも適しています。

閉鎖的な宇宙空間で、こうした栄養豊富な藻類を栽培することで資源の好循環になる、というまさにサステナブルな新しいラーメンですね。

こちらが「宇宙に最も近いラーメン」。鮮やかな緑に色づいた麺が印象的ですね。

麺には「⽯垣島ユーグレナ」と「ヤエヤマクロレラ」が練り込まれ、スープには「オーランチオキトリウム」が配合されています。

のど越しが良く、もちもちとした麺にスープがよく絡まります。

UNCHIの松村貴大代表取締役によると、今までのラーメンとは異なるのど越しに仕上がり、驚いたのだそうです。

「石垣島ユーグレナ」は、59種の栄養素を持っており、さらに細胞壁を持たないため栄養の消化吸収率も高い、まさに超スーパーフード！
ユーグレナ社が手がける「ヤエヤマクロレラ」は、石垣島の亜熱帯気候のもとで生産されており、葉緑素の高い含有量とバランスの良い栄養分が特徴。

例えばこちらのラーメン1杯で、ビタミンDとビタミンB12は1日の必要量を十分に超えるくらい摂取できるとのこと！

ラーメンはどうしても栄養が偏ってしまうので、こんなに栄養が取れるのは嬉しいですよね。

スープに含まれる「オーランチオキトリウム」は、魚介系の風味を持ちます。

松村貴大代表取締役によると、オーランチオキトリウムを使うことで、魚介の風味を引き出しつつも、今までとは違う魚介感が出るのが魅力とのこと。

魚介のコクを感じながら、奥行きのある味わいで、美味でした。

今回開発された「宇宙に最も近いラーメン」は期間・数量限定での発売ですが、お客さんからの評判も良く、今後他の店舗などでの発売や常設メニューになる可能性もあるようです。

今後どのように展開されていくのか、期待が高まりますね。

『人類みな麺類』
住所：大阪府大阪市淀川区西中島1丁目12-15
日程：2024年2月4日（日）、5日（月）
営業時間：⽉〜⽊曜⽇ 10:00 〜 翌3:00
⾦曜⽇ 10:00 〜 翌4:00
⼟曜⽇ 9:00 〜 翌4:00
⽇曜⽇ 9:00 〜 翌3:00
提供数：1700食