開拓性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング第1位は「鳥取県」

更新日:2023/03/29 16:52
ユーグレナ社は、『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービスデータをもとに、「開拓性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を公開しました。

遺伝子タイプが多い都道府県ランキング第1位は「鳥取県」

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個人の健康リスク・体質・祖先について300項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて結果を提供する『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービス。

体質や病気の発症は遺伝要因だけでなく、食生活や生活環境など環境要因も大きく影響を受けるため、自分の遺伝子情報を理解したうえで生活習慣を見直すヒントに役立てることができます。
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今回、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスの利用者の中から、20,000人以上のゲノムデータを用いて、新しいものを受け入れる寛容さに関する項目「開拓性(SNP:rs6265)」に注目し、解析。

「開拓性」は、知性・知的好奇心とも関係し、新しい経験やものなどを受け入れることへの寛容さを示し、この傾向が高いと、知的好奇心が強く独創的な発想をし、芸術的な創造性を発揮する側面もあると言われています。
しかし、極端になると夢想・空想が過ぎて無謀な行動をとる場合もあるのだそう。
一方で、この傾向が低いと、保守的で大きな変化よりも馴染んだものを好み、堅実な生活を送ると言われますが、時には伝統や権威にこだわる頑迷さにつながる場合もあるとのこと。

「開拓性(SNP:rs6265)」には3つの遺伝子型があり、「開拓性が高めのタイプ(遺伝子型:GG)」、「一般的なタイプ(遺伝子型:AG)」、「開拓性が低めのタイプ(遺伝子型:AA)」に分けられます。

今回は、「開拓性が高めのタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出し、数値化。
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その結果、開拓性が高めの遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県は、1位 鳥取県、2位 山形県、3位 沖縄県、4位 佐賀県、5位 長崎県、6位 福島県、7位 高知県、8位 愛媛県、9位 山梨県、10位 熊本県となりました。
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日本人における遺伝子型は「開拓性が高めのタイプ(遺伝子型:GG)」が34.2%という割合に。

つまり、30位以下の地域は開拓性が高めのタイプが日本人の平均よりも少なく、どちらかというと開拓性が低めのタイプの特徴である「保守的」「伝統にこだわる」「馴染みのものを好む」傾向がある地域と言えるとのこと。

奈良県を除く6府県が30位以下に入っている近畿地方については、歴史のある神社やお寺など古き良き建造物や日本の伝統的な文化を近畿地方で維持できているのは、遺伝子が関係しているのかもしれませんね。

ぜひ「遺伝子解析サービス」を使用して自分の遺伝子タイプをチェックしてみてはいかがでしょうか。

調査概要

調査方法:ゲノムデータの解析をもとに調査
調査対象:「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」、「ジーンクエストALL」の利用者
対象者数:ゲノムデータ:21,371人
調査時期:2023年2月
調査項目:ゲノムデータ「開拓性(SNP:rs6265)」の項目について、「開拓性が高めのタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の割合を都道府県ごとに算出

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