『丸亀製麵』を展開するトリドールが更なる世界進出へ向けたグローバル戦略を発表

更新日:2022/12/11 19:14
『丸亀製麺』などを展開するトリドールホールディングスが11月30日に「グローバル戦略発表会2022」を開催。日本発のNo.1グローバルフードカンパニーを目指し、中国本土への『丸亀製麺』の店舗拡大をはじめ、2028年までに世界5,500店舗の展開を目標とするグローバル戦略について発表された様子をレポします。

全世界5,500店舗を目指す!『丸亀製麵』を展開するトリドールがグローバル戦略を発表

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写真左から取締役副社長兼COO兼海外事業本部長の杉山孝史氏、代表取締役社長兼CEOの粟田貴也氏
2022年11月30日、『丸亀製麺』などを展開するトリドールホールディングス(以下トリドール)が「グローバル戦略発表会2022」を開催しました。

今回のグローバル戦略発表会では、トリドールの代表取締役社長兼CEOの粟田貴也氏と、取締役副社長兼COO兼海外事業本部長の杉山孝史氏から、日本発のNo.1グローバルフードカンパニーを目指し、中国本土への『丸亀製麺』の店舗拡大をはじめ、2028年までに世界5,500店舗の展開を目標とするグローバル戦略について発表されました。

“食の感動で、この星を満たせ。”をスローガンに掲げ、日本発のNo.1グローバルフードカンパニーを目指す

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発表会の冒頭では、代表取締役社長の粟田氏から、「コロナ禍をネガディブではなくポジティブに捉えたい。今はコロナ禍ではあるが、(トリドールには)創業当時と違って人材も揃ってきた。今後の20年をより実りあるものにしたい。そのためにチーム一丸になるためにも方向性を明確にしなければいけないという思いから、ミッション、ビジョン、スローガンをあらためて明確にした。“食の感動で、この星を満たせ”をスローガンに掲げ、世界を俯瞰しながら、同時に一気に世界に店舗網を築き、予測不能の未来を確実につくっていく。」と、今後さらに加速させていくグローバル展開への意気込みが語られました。

グローバル戦略を加速させるための「KANDOトレードオン戦略」の策定

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続いて取締役副社長の杉山氏からは、トリドールの進化するグローバル戦略として策定された「KANDOトレードオン戦略」が発表されました。

「KANDOトレードオン戦略」とは、“食の感動体験”を世界中に拡げる時に起こる「二律背反」しがちな要素を「二律両立」させることで、予測不能レベルの進化を遂げるための戦略とのこと。

具体的には、世界各国のローカルバディーと手を結び、世界中の知識や文化を吸い上げ、色とりどりの感動体験群を実現するダイバースブランドとして展開させていく戦略です。

世界各国の“ローカルバディ”との連携が現地での成功の鍵

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トリドールの海外展開の成功の鍵を握っているのが、欧州やアジア、北米といった世界のローカルバディとの連携です。

ローカルバディと組むことによって、現地のニーズに応えた店舗展開がスピーディーに実行できるとのこと。
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成功事業例として、ローカルバディとして外食のプロ集団『capdesia』と連携し、「チームUK Marugame」として『丸亀製麺』のイギリス展開の成功が導かれた事例が挙げられました。

このようにローカルバディと連携することで、現地での一等地での店舗展開や、現地のニーズを生かした店舗デザイン、現地のユーザーに刺さる話題の最大化ができたことで、成功へと繋がったとのこと。
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また「グローバルKANDOアドバイザー」として、スターバックスの創業メンバーなど、有望なプロフェッショナル軍団と手を組むことで、トリドールはグローバルブランドへと進化しています。

現在『丸亀製麺』の海外店舗は200店舗超え、全ブランドの海外店舗は674店舗

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さらにグローバル戦略発表会では、この1年間の成果についても発表されました。

トリドールは讃岐うどん専門店『丸亀製麺』をはじめ、ハワイアンパンケーキカフェ『コナズ珈琲』、『揚げたて天ぷら定食 まきの』、さらにヌードルチェーン『譚仔三哥(タムジャイサムゴー)』、『雲南米線』などユニークなブランドを多数展開しています。

現在、『丸亀製麺』の海外店舗は200店舗を超え、全ブランドで海外全店で674店舗を展開。

2028年3月期には、世界の全店舗数5,500店舗展開を目指すとの発表がありました。

コロナ禍でも体験価値を高め、今期の売り上げは1000億円を超える見込み

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さらにこの1年間の著しい成果として、トリドールはコロナ下での体験価値を高めることで、今期の売り上げは1000億円を超える見込みと発表されました。

うどん弁当の進化や、テイクアウト窓口の設置、おせっかい戦略などに取り組み、顧客体験価値ランキングでは、名だたるブランドを抑えて丸亀製麺が1位に輝きました。

今後は中国本土でも『丸亀製麵』の店舗拡大を進める

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グローバル戦略発表会の最後では、今後の新たな取り組みについて発表されました。

今後の展開のひとつとして、現在、中国の正大集団という巨大企業と手を組み、中国本土への展開を進めているとのこと。

今後中国本土で数百店舗の展開を目指すということです。

来年度中にはロンドン1の繁華街ピカデリーサーカスに『丸亀製麵』が出店

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さらに今後の海外展開を見据えて、群馬県に『丸亀製麺』初のドライブルスルーを出店予定だといいます。

また来年度中には、ロンドン1の繁華街、ピカデリーサーカスに『丸亀製麺』を出店予定だと発表されました。

『丸亀製麵』をはじめ、トリドールの代表ブランドの試食会も開催

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グローバル戦略発表会の後半では、トリドール展開する代表ブランドの試食会も行われました。

日本から世界へ展開しているブランドとして『丸亀製麵』、『天ぷら まきの』、香港からアジア各国に積極展開している『譚仔三哥(タムジャイサムゴー)』、世界中に展開しているアジア料理ファストフードチェーン『Wok to Walk(ウォック・トゥー・ウォーク)』、ハラル圏へ展開している『モンスターカレー』、『パトゥンタニ』そして国内成長ブランド『コナズ珈琲』のメニューが登場しました。

イギリスの『丸亀製麵』で人気の「チキンカツうどん」

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『丸亀製麵』がイギリスで提供している「チキンカツうどん」。

イギリスではもともと「チキンカツ」がブームだったことからメニューとして展開されたとのこと。

ガリが添えられていたのが印象的でしたが、チキンカツの良いアクセントになっていました。

海外展開が進んでいる『天ぷら まきの』の人気天ぷら3点

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『天ぷら まきの』からは、海外店舗でも提供している、海老天、舞茸、ウニの大場巻きの3点。

リーズナブルでありながらも、少し高級感のある店舗を目指して、ウニの大場巻きなどのメニューも展開しているとのこと。

揚げたての衣がさっくさくで、美味でした。

シンガポールで人気の日本式カレー『モンスターカレー』

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シンガポールを中心に展開する日本式カレー店『モンスターカレー』の「モンスターコンボカレー」です。

濃厚なカレールーはコクと甘味が感じられ、まさに日本の欧風カレーです。

現地では、日本式カレーの味わいに加え、ボリュームや、選べる辛さが人気の理由とのこと。

今後100店舗展開を目指す国内成長ブランド『コナズ珈琲』

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『コナズ珈琲』の「プリンアラモアナパンケーキ」です。

いちごやマンゴー、オレンジなどたっぷりのったフルーツと、プリン、ホイップクリームがトッピングされた、ボリューム満点のパンケーキ。

『コナズ珈琲』は国内成長ブランドで、国内売り上げベスト10のうち6店舗を『コナズ珈琲』が占めているのだそう。

現在41店舗ですが、2028年3月には100店舗展開を目指すとのこと!

今後より加速していくトリドールのグローバル展開に要注目

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『丸亀製麺』をはじめ多数の飲食ブランドを展開するトリドールホールディングスの「グローバル戦略発表会2022」の様子をご紹介しました。

日本発のNo.1グローバルフードカンパニーを目指し、中国本土での『丸亀製麵』の展開をはじめ、来年中にはロンドン1の繁華街、ピカデリーサーカスに丸亀製麺を出店予定など、より一層海外展開が加速されていく模様なので、今後の動向に要注目です。

1993年生まれ、世田谷区のはしっこ在住。
カフェとビールとワインと焼肉がすき♥

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