『東洋製罐』が「TOKYO PACK2022」で2040年の未来を予測する展示ブースを展開
更新日:2022/10/27 14:59
業界最大手の金属製品メーカー『東洋製罐』が、2022年10月12日(水)~14日(金)に開催されたアジア最大の国際総合包装展「TOKYO PACK2022」に、容器を中心とした2040年の未来を予測する展示ブースを展開しました。“つつむを超える。”をコンセプトに展開された、「食と健康、快適な生活を支える容器の未来」を描いた大型の展示ブースをレポします。
コンセプトは“つつむを超える。”『東洋製罐』が「TOKYO PACK2022」に出展
2022年10月12日(水)から14日(金)の3日間、『東京ビックサイト』で開催されたアジア最大の国際総合包装展「TOKYO PACK2022」にて、業界最大手の金属製品メーカー『東洋製罐』が、容器を中心とした2040年の未来を予測する展示ブースを展開しました。
“つつむを超える。”をコンセプトに展開された、「食と健康、快適な生活を支える容器の未来」を描いた大型の展示ブースをレポします。
“つつむを超える。”をコンセプトに展開された、「食と健康、快適な生活を支える容器の未来」を描いた大型の展示ブースをレポします。
『東洋製罐』が掲げている長期ビジョンのひとつ、「多様性への対応」に焦点をあて、環境問題や食料問題など「2040年問題」といわれている様々な課題に向き合い、パネルや動画、実際の商品を展示。
展示ブースでは、未来の具体的な6つのシーン「未来の食卓」「未来のヘルスケア」「未来のキッチン」「未来のリサイクル」「未来のスーパー」「未来のインフラ」を想定して展開しています。
展示ブースでは、未来の具体的な6つのシーン「未来の食卓」「未来のヘルスケア」「未来のキッチン」「未来のリサイクル」「未来のスーパー」「未来のインフラ」を想定して展開しています。
「未来の食卓」では、パーソナライズとサステナブルが一体化した食卓を提案
未来の食卓では、食需要が細分化され、個人が各々の不足している栄養素をパーソナライズして食事を摂っていることが想定されます。
そこで、東洋製罐の包装容器技術をはじめとしたノウハウを生かして、代替タンパクや肉の代替品だけではない新たな食のカテゴリーを可能にすることや、さらに進化した容器の生産を目指しています。
そこで、東洋製罐の包装容器技術をはじめとしたノウハウを生かして、代替タンパクや肉の代替品だけではない新たな食のカテゴリーを可能にすることや、さらに進化した容器の生産を目指しています。
展示ブースでは、“美味しく、楽しく、ごみを無くす”をコンセプトにした容器をコーティングする「可食性材料スプレー」が展示されていました。
容器の上に食べられるゲル膜を貼ることで、容器の再利用促進や洗浄水の削減が叶います。
さらに着色することで、彩りも加わるのがポイントですね。
容器の上に食べられるゲル膜を貼ることで、容器の再利用促進や洗浄水の削減が叶います。
さらに着色することで、彩りも加わるのがポイントですね。
IoP容器から日々の生活データを取得し健康管理につなげる「未来のヘルスケア」
未来では、インターネットに接続されたIoP(Internet of Package)容器で、日々の生活データを取得し、健康管理に生かしていく仕組みが発展していきます。
こうした取り組みにより、病気が未然に防げる未来が実現!
こうした取り組みにより、病気が未然に防げる未来が実現!
食の可能性がさらに拡大する「未来のキッチン」
未来では、あらゆる食品加工技術がオープンになることで、食文化の発展がさらに加速すると予測されています。
東洋製罐の持っているビッグデータや食品加工技術によって、食の可能性がより拡大することができると考えられています。
東洋製罐の持っているビッグデータや食品加工技術によって、食の可能性がより拡大することができると考えられています。
トークンによってリサイクルが進む「未来のリサイクル」
リサイクルが進んだ未来では、積極的に資源循環に貢献する人にはトークンが与えられ、そのトークンが生活のさまざまなシーンで利用できるようになっていると想定されます。
資源循環を実現するためには、トークンをはじめ、リサイクル参画者を増やすためのさまざまな取り組みが必要となり、東洋製罐の技術がそれらを叶えます。
資源循環を実現するためには、トークンをはじめ、リサイクル参画者を増やすためのさまざまな取り組みが必要となり、東洋製罐の技術がそれらを叶えます。
環境にも人にも優しいエシカルパッケージを提供「未来のスーパー」
未来では、モノを買うという体験自体も生活者が選択する時代になっている可能性があります。
購入者のライフスタイルに合わせて、ベストな素材やサイズで包装し、さらに環境と人どちらにも優しいエシカルパッケージの提供が求められていると考えられます。
購入者のライフスタイルに合わせて、ベストな素材やサイズで包装し、さらに環境と人どちらにも優しいエシカルパッケージの提供が求められていると考えられます。
ブースには、レンジで温めた後の熱さを軽減する容器や、開けやすい「アクレスキャップ」など、まさに環境と人にやさしいエシカルパッケージが展示されていました。
新たなテクノロジーが発展する「未来のインフラ」
労働力不足を解消するため、未来では、自動運転やドローンでの配送など、これまで以上に新たなテクノロジーが発展していくと想定されます。
東洋製罐では、これまでの技術力を使い、人でやコストは減らしながらも、誰もが暮らしやすい社会づくりに貢献していきます。
東洋製罐では、これまでの技術力を使い、人でやコストは減らしながらも、誰もが暮らしやすい社会づくりに貢献していきます。
さまざまな未来の社会課題に向き合う、『東洋製罐』初の展示「つつむを超える。」
今回の「TOKYO PACK 2022」の東洋製罐ブースでは、未来の具体的なシーン別での社会課題の解決を描いた展示が展開されていました。
2040年という近い未来に、私たちの生活環境にどのような課題があるのか、そしてその課題に対してどんな取り組みが発展していくのかが体感できるブースになっていました。
2040年という近い未来に、私たちの生活環境にどのような課題があるのか、そしてその課題に対してどんな取り組みが発展していくのかが体感できるブースになっていました。
1993年生まれ、世田谷区のはしっこ在住。
カフェとビールとワインと焼肉がすき♥