【レポ】アジア最大の国際総合包装展「東京パック2021」に行ってきた

さまざまな業界で活躍している包装資材・容器、包装機械を中心に、調達から生産、物流、流通、販売、消費、廃棄・リサイクルに至るまでのあらゆる分野を網羅した世界有数の国際総合包装展「TOKYO PACK 2021 -2021東京国際包装展-」。今年は2月24日〜26日の3日間限定で東京ビッグサイトにて開催されました。

アジア最大の国際総合包装展「TOKYO PACK 2021」

包装資材、包装機械から包材加工機械、食品機械、関連機器類、環境対応機材、物流機器類に至る生産・包装・流通の技術振興をはかるとともに、商談や交流および包装の最新情報発信を目的とした、アジア最大の国際総合包装展「TOKYO PACK」。

今年は「The Power of Packaging ~パッケージ愛は地球愛だ!~」をテーマに、最新情報が一堂に集まるということで、東京ビッグサイトにて開催された「TOKYO PACK 2021」に参加してきました。

中でも注目した3企業をご紹介します。

【東洋製罐グループ】

中でも一際大きなブースで注目を集めていた『東洋製罐』グループ。

「次は、地球をつつむ。」をコンセプトに出店しており、低炭素社会の実現など、地球環境という大きな課題解決に向けた新プロダクト・技術を展示していました。
東洋製罐グループは、創業100年を超える総合包装容器メーカー。

日本で初めて自動製缶やアイスクリームの紙カップなどを発明し、「金属・プラスチック・ガラス・紙」の「4大包装資材」すべてにおいて業界シェアトップを誇っています。
こちらは、世界的に権威のある国際デザインコンペティション「iFデザインアワード2020」のプロフェッショナルコンセプトデザイン部門において、iFデザイン賞を受賞した、ストロー機能付き紙パック「折り紙容器」。

ゴミとして捨てられることが多いストローの機能が付いた一枚の紙からできた紙パックで、脱プラスチックや畳みやすい構造による減容化など、環境負荷低減の実現を目指しています。

【日本製紙グループ】

“木とともに未来を拓く総合バイオマス企業”として、紙の可能性を拡げる技術、そして木材資源を有効活用する技術を活かして、人々の暮らしと文化の発展に貢献することを目指して幅広い事業を展開している「日本製紙グループ」も大きな注目を集めていました。
今回「紙ノベーション! 紙でできる未来(あした)がはじまる。」を出展テーマに、紙なのに酸素・香りを通しにくい紙製バリア素材「シールドプラス」の改良版「シールドプラスⅡ」や、差し替え式紙パック「SPOPS(スポップス)」の消毒剤向け仕様の「SPOPS Hygiene」を展示。

日本人なら誰しもが知るようなパッケージも多く展示されていました。

【凸版印刷】

国内印刷業界2強の一角で、世界最大規模の総合印刷会社である「凸版印刷株式会社」。

今回は『「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する』というテーマに出展。
「TOPPAN S-VALUETM Packaging」における「ひと」「しゃかい」「ちきゅう」の3つのカテゴリーに分け、抗ウイルスパッケージやDXソリューション、モノマテリアルバリアパッケージを含む環境配慮型パッケージなど、凸版印刷の開発製品や技術・ソリューションを紹介していました。

おわりに

アジア最大の国際総合包装展ということで、本当にたくさんのメーカーが集結していて、様々な包装に関する勉強にもなりました。1966年に第1回目を開催してから、隔年にて開催して毎年行われている「TOKYO PACK」。ぜひまだ参加したことがない方も、来年は参加してみてくださいね。

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