“新たな住み方”を提案する『ローカル リパブリック アワード2019』優秀作品が決定

更新日:2019/11/14 00:05
2018年に創設された住民の生活と経済が融合した地域コミュニティー構築のあり方を競うイベント『LOCAL REPUBLIC AWARD(ローカルリパブリックアワード)』。2019年も行われ、今年の最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞が決定しました。

『LOCAL REPUBLIC AWARD 2019』が開催

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日本は世帯の単身化と高齢化が進み、20年後には65歳以上の「高齢世帯」のうち40%が一人暮らしになると予測され、高齢者の孤立化が問題視されています。
そのことから2018年に発足されたのが、お互いに助け合うことで複数の住民による地域コミュニティーの構築を目指す、次世代の「新たな住み方」を提案するプロジェクト『LOCAL REPUBLIC』。
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『LOCAL REPUBLIC AWARD 2019』は、全40作品の応募から最終選考に残った13作品が競い合い、「自治的な活動が行われているか」、「経済的な活動が行われているか」、「活動自体に持続性があるか」、「その活動が魅力的な建築空間として表現されているか」を基に評価が行われ最優秀賞・優秀賞が決定しました。
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審査員には
山本理顕(審査委員長)氏:建築家・名古屋造形大学学長
北山恒氏:建築家・法政大学教授・横浜国立大学名誉教授
陣内秀信氏:建築史家・法政大学特任教授・アマルフィ名誉市民
ジョン・ムーア氏:一般社団法人SEEDS OF LIFE代表・元パタゴニア日本支社長
広井良典氏:京都大学こころの未来研究センター教授
中野善壽氏:元寺田倉庫代表取締役
の6名が参加。

全40作品の最優秀賞は「“泊まれる出版社”真鶴出版」

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今回全40作品のなかから見事に最優秀賞に輝いたのは、 宿の運営や町歩きで半島の外の人々と地元をつなぐローカル出版社 「 “泊まれる出版社” 真鶴出版 」。
町を歩き、暮らしを育む。小さな半島の「リローカル・メディア」を実践しています。

山本審査委員長は「難しい地形ではあるが、素晴らしい景観にうまく着目しており、新しい観光地または人が住む場所になっていく非常に素晴らしい例となっている。今後は、坂道など高齢者にとって難しい地形をどう考えていくかという点を考えてほしい。」とコメント。
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そのほかにも、優秀賞に「「欅の音terrace」“ナリワイ×暮らし” がつくりだす現代版町屋型賃貸アパート」と「@カマタ:地域資源を繋ぎ合わせ、ものづくりと生活が一体化したまちへ」の2作品が選ばれました。
また、その他6作品へは審査員特別賞も授与。
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観覧希望者も多く、立ち見が出るほどの大盛況となった『LOCAL REPUBLIC AWARD 2019』。
来年の開催にも期待が高まりますね。

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