川栄李奈登壇！「上手な医療のかかり方」をテーマに長野で市民参加型イベントを開催

第一部では、長野県 健康福祉部長の笹渕美香氏が登壇。
「長寿県」として知られる長野県が抱える一方での課題として、医療従事者の働き方や救急搬送件数の増加など、地域医療の現状について説明しました。

続いて、厚生労働省 医療政策企画官の西川宜宏氏より、「上手な医療のかかり方」プロジェクトについて紹介。
同プロジェクトは、生活者が医療の現状を理解し、医療を守る行動につなげていくことを目的として、令和元年度より取り組まれています。

第二部には、「上手な医療のかかり方」大使を務める俳優・川栄李奈さんが登壇。
長野県を訪れた印象についてや、大使として活動する中で意識が変わった点について語りました。

川栄さんは、日頃の体調管理や感染症対策について触れながら、「医師の方々の苦労を知り、日常生活から体調を崩さないよう心がけるようになった」とコメント。
また、かかりつけ医の存在が安心感につながることにも言及しました。

イベント後半では、来場者が参加できる〇×クイズを実施。
「夜中の発熱時、まず救急車を呼ぶのが正しいか」など、日常生活で迷いやすい医療判断をテーマに出題され、長野県医師会の関係者が解説役として登壇。
クイズを通じて、救急車の適切な利用や、かかりつけ医を持つことの重要性について理解を深める機会となりました。

イベントの最後には、川栄李奈さんが「#7119をスマートフォンに登録」とフリップに記し、救急車を呼ぶか迷った際に相談できる窓口として、事前に備えておくことの大切さを呼びかけました。

「上手な医療のかかり方」プロジェクトは、医療現場の負担軽減と持続可能な医療体制の実現を目的に、生活者・医療関係者・自治体などが一体となって進められている取り組み。

救急車の適切な利用や、かかりつけ医を持つこと、#7119の活用など、一人ひとりの小さな意識と行動が、地域医療を守ることにつながっていく、そんなメッセージが伝えらたイベントとなりました。