初の2日連続開催!盛り上がりを見せた「321 SUMMER FES 2024」の初日をレポート
更新日:2024/07/31 13:45
約8,000名が所属する日本最大級のライバー事務所・321によるライブイベント「321 SUMMER FES 2024」が、東京・新宿の『Zepp Shinjuku』で開催されました。MCにはインフルエンサーのゆうこすさんとタレントの大倉士門さんが登場。所属の人気ライバーたちが自慢の歌声を披露するなど、初の2日間での開催となったイベントの様子をお届けします。
新宿で夏フェス「321 SUMMER FES 2024」が2日間開催
2024年7月23日と24日の2日間、東京・新宿の『Zepp Shinjuku』にて、約8,000名が所属する日本最大級のライバー事務所・321によるライブイベント「321 SUMMER FES 2024」が今年も開催されました。
4年目を迎えた今回は、昨年までの「夏祭り」から「SUMMER FES」へと名前を一新し、初の2days開催として内容もパワーアップ。
事務所の最高顧問・インフルエンサーのゆうこすさんとタレントの大倉士門さんがMCとして登場したほか、事務所所属の人気ライバーたちが自慢の歌声を披露するなど、大盛り上がりとなった1日目のプログラムをレポートします。
4年目を迎えた今回は、昨年までの「夏祭り」から「SUMMER FES」へと名前を一新し、初の2days開催として内容もパワーアップ。
事務所の最高顧問・インフルエンサーのゆうこすさんとタレントの大倉士門さんがMCとして登場したほか、事務所所属の人気ライバーたちが自慢の歌声を披露するなど、大盛り上がりとなった1日目のプログラムをレポートします。
今回、初めて『Zepp Shinjuku』での開催となり、屋外の入場口前には個性豊かでド派手な祝花が多数並び、開園前からお祭りの雰囲気が醸し出されました。
1日目のフェスは、オリジナル曲イベント受賞ライバーによる楽曲ステージをはじめ、この日限定のコラボユニットによる夏歌メドレーやVライバーによる自己紹介ソングの披露、そして第2期ラストとなる321アイドル部のステージなど、ライブ中心の内容で構成されました。
17時に開園を迎えたステージでは、負けないyuuuさん・じげんくんさん・TAIHEIさん・たってぃさんによる4人組グループのさくらんBOYZと、「321 AWARD 2024」で年間成績1位に輝いたふじこそさんがオープニングアクトを担当。
トップバッターとして登場したさくらんBOYZは、ちょっと刺激的なタイトルのオリジナル曲「童貞節」を披露し、「やめちゃったらもったいないないチェリチェリボーイ 配信で100人をポイポイポイ」とキャッチーなノリの楽曲で会場のボルテージを高めつつ、シャウトして客席をあおり、彼ららしい明るいパフォーマンスで祭りの口火を切りました。
トップバッターとして登場したさくらんBOYZは、ちょっと刺激的なタイトルのオリジナル曲「童貞節」を披露し、「やめちゃったらもったいないないチェリチェリボーイ 配信で100人をポイポイポイ」とキャッチーなノリの楽曲で会場のボルテージを高めつつ、シャウトして客席をあおり、彼ららしい明るいパフォーマンスで祭りの口火を切りました。
続いて、ふじこそさんもオリジナル曲の「to be free」を披露し、会場の空気が十分に温まったところでMCのゆうこすさんと大倉士門さんがステージに登場。
大倉士門さんの「どうですか、この熱気?」という振りに対して、「うしろのうしろの方まで手を振ってくださって」と喜びを表したゆうこすさんは、このホールの特徴である360°LEDビジョンを指差しながら、「年々豪華になっている感じがして嬉しいですね」と、事務所の成長に感慨を述べていたそうです。
大倉士門さんの「どうですか、この熱気?」という振りに対して、「うしろのうしろの方まで手を振ってくださって」と喜びを表したゆうこすさんは、このホールの特徴である360°LEDビジョンを指差しながら、「年々豪華になっている感じがして嬉しいですね」と、事務所の成長に感慨を述べていたそうです。
人気ライバーが代表曲、限定コラボユニットが夏歌を大熱唱
最初のコーナーでは、オリジナル曲イベントで入賞した3名のライバーがそれぞれの持ち歌を熱唱。
ゆうこすさんから、さすがの大御所感と讃えられたSakiさんが「旅せよ乙女」で圧巻の歌声を披露すれば、TAIHEIさんは、バラード調の「さだめ」をじっくりと熱唱。
さらに、こうしたライブが初めてというぴあのさんは「FIREWORKS」で、少し緊張を滲ませたフレッシュなパフォーマンスを見せてくれました。
普段、なかなかお目にかかれないライバー同士のコラボレーションが見られるのもリアルイベントの醍醐味。
続くコラボメドレーのコーナーでは、Ayaさん・ここたんさん・つなきゆうかさん・ふじまりさん・そらとさん・SEINAさん・かえでらぱんさん・おゆいさん・おまいさん・瑠美さんという、事前イベントを勝ち抜いた10名のライバーが、この日限定の2組のユニットに分かれて定番の夏歌メドレーを披露しました。
続くコラボメドレーのコーナーでは、Ayaさん・ここたんさん・つなきゆうかさん・ふじまりさん・そらとさん・SEINAさん・かえでらぱんさん・おゆいさん・おまいさん・瑠美さんという、事前イベントを勝ち抜いた10名のライバーが、この日限定の2組のユニットに分かれて定番の夏歌メドレーを披露しました。
「HOT LIMIT」「天体観測」など夏ソングを届けてくれた10名は、MCとのトークでもそれぞれのキャラを発揮。
「こんなすごいメンバーの中にライバーを始めて3か月の自分がいることに緊張します。こうしたステージに立てるくらい応援してくれるみんながめちゃめちゃ大好きです」と初々しいコメントを述べていました。
「こんなすごいメンバーの中にライバーを始めて3か月の自分がいることに緊張します。こうしたステージに立てるくらい応援してくれるみんながめちゃめちゃ大好きです」と初々しいコメントを述べていました。
その一方で、321に所属して4度目の夏で初めて夏イベントに出演することができたというおゆいさんが涙を光らせる場面もあり、その背中におまいさんがそっと手を寄せる…ライバー同士の友情にも胸を打たれるというそんな一面がありました。
また、車椅子アイドルとしても活動するSEINAさんは「私、いま推し活してるんですけど」と切り出し、「実は隣の隣にいる…」と言いながら大倉士門さんの方をチラリ。
「えっ、まさか?」という表情が浮かぶとともに、客席にも小さくないざわめきが起こる中、SEINAさんが「士門くん、カッコみちょぱの…」と言ったところで、すかさず「わざわざ言うって、それ、みちょぱのファンやろっ!」と高速ツッコミが入る場面も。
「えっ、まさか?」という表情が浮かぶとともに、客席にも小さくないざわめきが起こる中、SEINAさんが「士門くん、カッコみちょぱの…」と言ったところで、すかさず「わざわざ言うって、それ、みちょぱのファンやろっ!」と高速ツッコミが入る場面も。
真相がバレたところで「2年連続100キロマラソン完走おめでとうございます」と先日の某テレビ番組でのみちょぱさんの奮闘を祝うSEINAさんと、妻に代わって「ありがとうございます」と応える大倉士門さんとの間のやりとりに、会場中からは爆笑が巻き起こりました。
実力派ライバーが参戦し、フリーライバーステージも!
その後は、321で活動中の25名のVライバーによる自己紹介ソングの放映を挟みながら、初の試みとなるフリーライバーステージへ。
このコーナーは、ライバーが活躍する業界全体をよりよくしたいという321の思いから企画されたもので、フリーや321以外の事務所に所属するライバーから事前イベントで勝ち抜いた2名が出演しました。
このコーナーは、ライバーが活躍する業界全体をよりよくしたいという321の思いから企画されたもので、フリーや321以外の事務所に所属するライバーから事前イベントで勝ち抜いた2名が出演しました。
まず1人目、ボーカルインストラクターをしながらポコチャなどで配信をしている兼業ライバーのるるさんは、オリジナル曲の「No Perfect」を披露。
そして2人目の、名古屋で人気ボイストレーナーとして活動した後、昨年の秋から東京を拠点にポコチャなどで活動しているプロのジャズシンガーすずきはるかさんは、「It Don't Mean a Thing」を披露しました。
両者とも歌唱を教える立場にいる実力者ということもあり、その歌声を聴いたゆうこすさんも「とんでもなかったですね」と圧倒された様子。
また、今回のようなキャパの大きい会場で歌うことに興奮を語りつつ、「アイドルの方もたくさん出られるので浮くかもしれないと思っていた」と一抹の不安を抱えていたことを明かしたすずきさんですが、ギターの生演奏に合わせてエネルギッシュに歌い上げる姿は、普段ジャズとは縁遠いであろう人々の心にもしっかりと感動を響かせていました。
また、今回のようなキャパの大きい会場で歌うことに興奮を語りつつ、「アイドルの方もたくさん出られるので浮くかもしれないと思っていた」と一抹の不安を抱えていたことを明かしたすずきさんですが、ギターの生演奏に合わせてエネルギッシュに歌い上げる姿は、普段ジャズとは縁遠いであろう人々の心にもしっかりと感動を響かせていました。
ライバーユニットが新曲を初お披露目!
1日目の後半は、321ライバーのユニットパフォーマンスからスタートし、出演3組のうち最初に登場したのは、おりょうさん・まさみん・斉藤優里さん・しょへさんの男女4人組「よんこいち」。
プライベートでも仲良しという4人は、ステージ全体を使ってパワフルなパフォーマンスを披露し、さらにこの日に向けて制作したというオリジナル曲「Thanks for you」を初お披露目。
メンバーお互いへの感謝、そして普段応援してくれる人々への感謝を歌詞に込めた一曲を溌溂と歌い上げました。
メンバーお互いへの感謝、そして普段応援してくれる人々への感謝を歌詞に込めた一曲を溌溂と歌い上げました。
けいちゃんさん・泡沫ちゃん(うーたん)さん・るのるんさんの3名による「MinimaRYTHM(ミニマリズム)」は、黄色・青・ピンクの昭和レトロ感ある甘い衣装でも観客を魅了。
「年下の男の子」「夏のお嬢さん」など70年代~80年代のアイドルブームを知る世代にはたまらない懐メロメドレーに往年を知るファンから、特に大きな歓声が沸き上がりました。
「年下の男の子」「夏のお嬢さん」など70年代~80年代のアイドルブームを知る世代にはたまらない懐メロメドレーに往年を知るファンから、特に大きな歓声が沸き上がりました。
さらに、この日に向けてけいちゃんさんが作詞作曲したという、ユニット初のオリジナル曲「君とリズム」もお披露目し、けいちゃんさんが弾くギターのメロディに合わせて、シンガロングで会場がひとつにつながる場面も見られました。
そして、3組目に登場した「≡LOVE(アイデンティカル ラブ)」は、りなさん・ユカリさん・塩見きらさん・いのうえまおさん・えりんこさんの5人組は、いのうえまおさんとりなさんがこの日をもって脱退するということで、これが現体制のラストステージとなりました。
万感の表情を浮かべて歌い、踊る彼女たちだったそうですが、塩見きらさんが「今日ここに立てたのはリスナーさんのおかげです。この5人でステージに立つのは今日が最後なので、しっかり目に焼き付けてください」とコメント。
その言葉によって「絶対アイドル辞めないで」の歌唱が始まると、ファンの気持ちそのものを表すかのような一曲となり、観客席からは悲鳴ともとれる歓声が上がり、ファンもメンバーも涙交じりの時間になりました。
それでも、最後のコメントを求められたいのうえまおさんが「泣いたら罰金って言われてるんだ」と言って涙を拭くと、ファンの間にもささやかな笑いがもたらされました。
その言葉によって「絶対アイドル辞めないで」の歌唱が始まると、ファンの気持ちそのものを表すかのような一曲となり、観客席からは悲鳴ともとれる歓声が上がり、ファンもメンバーも涙交じりの時間になりました。
それでも、最後のコメントを求められたいのうえまおさんが「泣いたら罰金って言われてるんだ」と言って涙を拭くと、ファンの間にもささやかな笑いがもたらされました。
アイドル部の熾烈な対抗戦にはサプライズ発表も!
序盤のコーナーと同じくオリジナル曲イベントで入賞した、ゆっきいさん・なりちゃんさん・ひかるさんの歌唱の後、第2期ラストライブとなる終盤の321アイドル部ステージで、盛り上がりは最高潮を迎えました。
321アイドル部は「部活のように楽しむ」をコンセプトに321内で結成されたライバーアイドルグループで、現在は「PALE TULLE(ペールチュール)」と「グリッターシステム」の2グループが活動中。
良きライバルである両者は、地上波番組エンディングテーマのタイアップという栄誉を目指し、このフェスの券売数やグッズ売り上げ、配信イベントなどで対抗戦を展開中だそうです。
PALE TULLEは、「LOVE Scheme」「I don’t why」「Happy Bad Days」、グリッターシステムは「Killer LOVE』「スパイラル」「推し変通知」とオリジナル曲をそれぞれ2曲披露。
自己紹介の中では、2期で活動した一年に充実感を感じる人、スタメンになれなかった悔しさを嚙み締める人、明日から始まる3期に向けて新たな決意を抱く人、そして2期でアイドル部を離れる人と、それぞれの立場からのリアルな思いが語られ、それぞれの推しメンがひたむきにがんばる姿にファンから熱いエールが贈られました。
また、ここでは対抗戦勝者のタイアップ番組が「バスリズム02」であることもサプライズ発表され、驚きとともに、対抗戦の結果がますます見逃せなくなる衝撃が場内に走りました!
1日目のすべてのプログラムを終えて、「このフェス、毎年むちゃくちゃ進化してますね」と感想を述べた大倉士門さん。
それを受けたゆうこすさんも「進化してるし、みんなの熱量もめちゃくちゃ上がっていて、321推しみたいな人も増えている感じがする」と、最後の最後まで最高の笑顔を見せ、ラストは出演者全員による321公式応援ソング「321」の大合唱で全体を締めくくりました。
ライバーとリアルな場を共有する貴重な場となり、約3時間にも及んだ今回のフェス。
ファンが聴きたい鉄板ソングはもちろん、アイドルソングや懐メロ、ジャズなどライバーという存在の多様性が伝わったイベントとなりました。
それを受けたゆうこすさんも「進化してるし、みんなの熱量もめちゃくちゃ上がっていて、321推しみたいな人も増えている感じがする」と、最後の最後まで最高の笑顔を見せ、ラストは出演者全員による321公式応援ソング「321」の大合唱で全体を締めくくりました。
ライバーとリアルな場を共有する貴重な場となり、約3時間にも及んだ今回のフェス。
ファンが聴きたい鉄板ソングはもちろん、アイドルソングや懐メロ、ジャズなどライバーという存在の多様性が伝わったイベントとなりました。