東京都が職員表彰「伝わる広報大賞」を新設。第一回表彰式を開催
更新日:2024/02/19 14:21
2月15日、東京都庁にて、東京都が新設した広報活動に焦点を当てた職員表彰「伝わる広報大賞」の第一回目となる表彰式が行われました。庁内等からの応募作品126件の中から9件の作品が受賞。表彰式には小池百合子都知事が登壇し、受賞者へトロフィーが贈られました。
東京都が広報マインドを高める「伝わる広報大賞」を新設
東京都は、庁内等の優秀な広報事例を共有し、オール都庁での広報マインドを高めることにより、「一つひとつの政策を一人ひとりの都民に届ける」ことを目指し、広報活動に焦点を当てた職員表彰「伝わる広報大賞」を新設しました。
小池都知事も登壇!応募総数126件の中から9件が受賞
2月15日(木)には、都庁内にて「伝わる広報大賞」表彰式が開催されました。
「伝わる広報大賞」には庁内等から126件もの応募があったのだそう。
今回、その中の9件が賞を受賞しました。
「伝わる広報大賞」には庁内等から126件もの応募があったのだそう。
今回、その中の9件が賞を受賞しました。
グランプリに輝いたのは政策企画局・総務局の「人権週間2023」
まず、グランプリである「伝わる広報大賞」に選ばれたのは、政策企画局・総務局の「人権週間2023」。
6つのテーマで取り上げており、異なるイラストレーターや声優を起用して、様々な人権問題があることを直感的に伝えている点や、過去の分析を踏まえて人権を考えるきかっけづくりにコンセプトを変更した点、人権課題という難しいテーマをイラストで表現してアプローチした点を評価されました。
クリエイティブ賞(静止画部門)
続いて、クリエィティブ賞(静止画部門)に選ばれたのは、保健医療局の「知って防ごう!食中毒」と公益財団法人東京動物園協会(建設局)の「ちょっとおでかけ秋の夜長の自然文化園(夜間開園)」の二作品。
「知って防ごう!食中毒」は、とっつきにくい内容をグラフィックにし、「読んでみよう」と思わせている点、食中毒という「見えないもの」をうまくキャラクター化し、楽しみながら学べる内容にできている点を評価されました。
「知って防ごう!食中毒」は、とっつきにくい内容をグラフィックにし、「読んでみよう」と思わせている点、食中毒という「見えないもの」をうまくキャラクター化し、楽しみながら学べる内容にできている点を評価されました。
「ちょっとおでかけ秋の夜長の自然文化園(夜間開園)」は、ビジュアルに統一感があり、文字を隠しても、夜間や動物の話だと分かる素晴らしいビジュアルや、リピーターの獲得にも寄与している点を評価されました。
クリエイティブ賞(動画部門)
クリエィティブ賞(動画部門)に選ばれたのは、政策企画局の「Enchanting TOKYO」と水道局の「東京都水道局アプリ」の二作品。
「Enchanting TOKYO」は、動画自体にスケール感があり、クリエイティブとしての質の高さや、ドローン等を駆使し、実際に見えない魅力を見せるなど、動画ならではの魅せ方を評価されました。
「Enchanting TOKYO」は、動画自体にスケール感があり、クリエイティブとしての質の高さや、ドローン等を駆使し、実際に見えない魅力を見せるなど、動画ならではの魅せ方を評価されました。
「東京都水道局アプリ」は、アプリの機能などを説明したいと考えてしまいがちなところを、歌とキャラクターで親しみやすさが持てる内容に作られている点や、元々あったキャラクターを活用し、リファインで来ている点を評価されました。
PR戦略賞
PR戦略賞に選ばれたのは、政策企画局の「TOKYO強靭化プロジェクト」と生活文化スポーツ局の「デフリンピック 大会エンブレム制作プロジェクト!」の二作品。
「TOKYO強靭化プロジェクト」は、グラフィック、動画、ランディングページがしっかり準備されていてメッセージが伝わる点や、普段行けない場所でのメディアツアーを行うなど、強烈なインパクトを残している点、関東大震災100周年を契機にも広報活動をした点を評価されました。
「TOKYO強靭化プロジェクト」は、グラフィック、動画、ランディングページがしっかり準備されていてメッセージが伝わる点や、普段行けない場所でのメディアツアーを行うなど、強烈なインパクトを残している点、関東大震災100周年を契機にも広報活動をした点を評価されました。
「デフリンピック 大会エンブレム制作プロジェクト!」は、エンブレムが素晴らしく、制作過程をみせることで本気が伝わったからこそ、このメディア露出・密着取材につながった点、アスリートだけでなく、障害のある方など支える側に、脚光をあてた点を評価されました。
インハウス制作・企画賞
最後にインハウス制作・企画賞に選ばれたのは、教育庁の「「学びたいに応える学校」都立浅草高等学校 紹介動画」と東京消防庁の「救急車ひっ迫アラート」の二作品。
「「学びたいに応える学校」都立浅草高等学校 紹介動画」は、生徒・職員だけでまとめた点や、保護者にも響いた点、仲間が仲間を撮る点など、「来てほしい」という気持ちが伝わる動画になっている点が評価されました。
「「学びたいに応える学校」都立浅草高等学校 紹介動画」は、生徒・職員だけでまとめた点や、保護者にも響いた点、仲間が仲間を撮る点など、「来てほしい」という気持ちが伝わる動画になっている点が評価されました。
「救急車ひっ迫アラート」は、「救急車ひっ迫アラート」という言葉を使い、不要不急の電話は途中で切ることを丁寧な広報活動で伝えつつ、都民も自発的に発信してくれる点が期待できることや、救急車が不足するということを報道任せではなく、自ら発信し、危機感と覚悟を持って伝えている点を評価されました。
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