今注目の栄養素・大豆タンパクを豊富に含む「豆乳」は朝に摂るのがおすすめ

更新日:2022/03/31 12:13
臓器、筋肉、爪、髪、皮膚の主要成分となる栄養素「タンパク質」。免疫抗体の材料として体を守っているとても大切な栄養素ということもあり、コロナ禍でより注目が高まっています。今回は、タンパク質について、そして良質なタンパク質を摂取できる「大豆タンパク」についてご紹介します。

活動を支える重要エネルギー源「タンパク質」の不足が問題に

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1人1日あたりのタンパク質摂取量のデータ
出典:厚生労働省,国民健康・栄養調査
臓器、筋肉、爪、髪、皮膚の主要成分であり、人間の体の15~20%を占める「タンパク質」。
代謝や消化、吸収を助ける役割もあり、まさに人間の活動を支える重要なエネルギー源です。

しかし、上記のグラフ(1人1日あたりのタンパク質摂取量のデータ)から分かるように、現代の日本人は過度な食事制限やダイエット、多忙による食事の偏り、経済的事情などからタンパク質の摂取量が不足しています。
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1食で摂取できるたんぱく質量(例)
出典:女子栄養大学出版部,家庭のおかずのカロリーガイド
特に、一日の活動を大きく左右する大事なエネルギー摂取の時間である“朝”に食事を抜いてしまう人が多いことから、タンパク質をはじめとした栄養が不足し、自律神経の乱れの原因になり、貧血やめまい、集中力の低下を招いているのだそう。

さらに、タンパク質は筋肉の発達にも関係があるため、運動機能にも影響を及ぼすとのこと。

その他にもタンパク質不足が引き起こす不調として、筋力の低下、免疫力の低下、フレイルという加齢によって弱った心身の状態や社会的なつながりが弱くなった状態になるなどが挙げられます。

タンパク質は「植物性」と「動物性」の2種類に分けられる

そんな人間にとって大切な栄養素であるタンパク質は、「植物性タンパク質」と「動物性タンパク質」と大きく2種類に分けることができます。

「植物性タンパク質」は動物性タンパク質と比較すると脂質が少なく、脂肪燃焼効果が高く、ゆっくり吸収され腹持ちが良いので、シェイプアップやダイエット目的でよく食べられるというのが特徴。

また、ホルモンバランスの調整作用、抗酸化作用のあるイソフラボンやポリフェノールなどを含むため、美容効果も期待できます。
それに比べ「動物性タンパク質」は、体内で合成されないので食事から摂取する必要がある必須アミノ酸を豊富に含んでおり、吸収スピードがとても速いというのが特徴。

造血作用のあるビタミンも含んでおり、筋肉を効率的につくりだす作用があるため、多くは筋力アップを目的に摂取されています。

それぞれの特徴に違いはあるものの、どちらのタンパク質も人体の生命維持や体の機能づくりには重要な材料です。

栄養素豊富な大豆タンパクを「豆乳」で手軽に摂取

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タンパク質が豊富に含まれる食品
出典:文部科学省,食品成分データベース
タンパク質が豊富に含まれる食品の中でも、特に栄養素が豊富なのが「大豆タンパク」。

そして、「大豆タンパク」を手軽に摂るには「豆乳」がおすすめとのこと。
栄養管理のプロとして栄養に関する研究を行い、入院患者の献立作成や患者と直接対話して栄養管理の指導、アドバイスなどを行っている、東京慈恵会医科大学付属病院栄養部 管理栄養士の赤石定典先生は
「タンパク質はいろいろなものから摂れますが、動物性と植物性をバランス良く摂ることが大事です。特に大豆タンパクは、タンパク質以外にも重要な栄養素(レシチン、トリプトファン、オリゴ糖、サポニンなど)が含まれている点で優れています。大豆タンパクを手軽に摂れるのが豆乳です。ぜひもっと食事に豆乳をとりいれることをお薦めします。」
と話しています。

「豆乳」にはさまざまな美容・健康効果が

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食品中のタンパク質を評価するアミノ酸スコアは、高ければ高いほど良質なタンパク質といえるのですが、豆乳はアミノ酸スコア100の良質な植物性タンパク質を摂取できる食品のひとつ。

必須アミノ酸すべてを摂取できるだけではなく、コレステロールを下げる働きもあるため、健康的に良質なタンパク質を摂取することができます。

さらに、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンは別名「幸せホルモン」と呼ばれれるセロトニンを増やす働きがあり、セロトニンは脳内の神経伝達物質の一種で、ドーパミンやノルアドレナリンを抑制し、自律神経を安定させる作用があります。
豆乳に含まれるレシチンを摂取することで、「悪玉コレステロールの減少」「血中コレステロールの低下」「乳化作用による血流の促進」「脳細胞の活性化」といった生活習慣病の予防や脳の老化予防にも期待できます。

他にも豆乳には善玉菌のエサとなるオリゴ糖が豊富に含まれているため、腸内環境改善の効果が期待できたり、ビタミン、レシチン、サポニンが含まれているため、美肌の維持にも役立ちます。

主成分であるイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きを持つことから、更年期を迎える女性の心身の不調をサポートするともいわれています。

『キッコーマンソイフーズ』で豆乳レシピを公開中

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豆乳メーカーの『キッコーマンソイフーズ』では、朝の豆乳おすすめレシピとして、「豆乳マグ朝食」を特設サイトで公開中。

マグカップで手軽に摂れる、栄養価の高い豆乳朝食はこれからの流行になること間違いなし!
ぜひチェックしてみてくださいね。

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