大手企業と共に5Gイノベーションの街中実装・事業化を支援するプロジェクトが始動

日本の国際競争力向上に大きな役割を果たす首都東京にとって、5G活用によるデジタルイノベーションの開発・社会実装は特に重要だと考える一方で、現在生活空間における5Gを活かしたサービスの本格的な実用化はあまり進んでいないのだそう。

そこで、東京都が推進する「5G技術活用型開発等促進事業(以下「本事業」)」においてスタートアップを支援する開発プロモーターとして採択されている、株式会社サムライインキュベートは、5Gイノベーションの街中実装、事業化を推進するアクセラレータープログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」を始動しました。

「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」は、東京を中心とする街中に施設・インフラ・モビリティ等をはじめとしたリアルな実証フィールド・アセットを有する複数の大手企業が「街中実装パートナー」として参画し、最長3ヵ年度の長期でスタートアップと事業共創を推進していく仕掛けを組み込んでいます。

第一期の「街中実装パートナー」は、京浜急行電鉄株式会社・株式会社ジェイアール東日本都市開発・清水建設株式会社・三菱地所株式会社。

応募・選考過程において、街中実装パートナーとの協業マッチングを実施し、協業事業モデルの具体化支援や実証サポートを受けることで、事業ステージを一気に引き上げていく推進力の獲得ができます。

さらに、事業化に必要な開発費・実証費を500万円（プロジェクト・期）を目安に無償支援を行うとのこと。
初期費用を負担してもらうことで、開発・実証の座組み・計画が固まり次第、即アクションに移すことが可能になります。

GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO
実施期間：2021年11月10日（水）～2024年3月末（予定）

【第一期】
応募期間：2021年11月10日（水）～2021年12月10日（金）
募集テーマ：
1. 想定外の災害が来ても、​被害が最小限に抑えられる社会の実現
2. 自動的に安全なインフラが保たれる社会の実現​
3. 多様な障害に合わせ、日々バリアフリーがアップデートされる社会の実現​
4. 「混雑」に頼らない観光・地域交流コミュニティが育まれる社会の実現
5. どこでもラストワンマイル物流が持続可能となる​社会の実現​
応募資格：以下、4つの資格を全て満たすこと
1. 東京都内に事業所を有する、もしくは今後都内に事業所を開設する予定がある法人
2. 中小企業基本法の定義に従う法人
3. 概ね設立10年以内であること
4. 反社会的勢力が関与していないこと
※詳細は特設サイト上の募集要項をご確認ください
審査基準：次の各項目について、書類及び面談で審査を実施します
・革新性：技術やアイディアに桁違いな効果をもたらす可能性を秘めているか
・将来性：大きな市場規模を取り得る社会課題性があるか
・実現性：実証を完遂するためのリソースが量・質共にあるか
・適合性：5Gを活用する必要性・意義はあるか