【速レポ】ウィズコロナ時代の新しい結婚式とは!?“ポケ婚”の実態を調査！

2020年6月27日、東京・神楽坂で新しい様式の結婚式、『ポケットウェディング（ポケ婚）』が開催されました。
会場は、神楽坂駅から徒歩3分ほどの場所にあるホステル『UNPLAN Kagurazaka（アンプラン）』。訪日旅行者から人気のモダンなホステルで、洗練されながらも居心地の良いカジュアルな雰囲気です。

『ポケ婚』では、この会場を24時間使用することができるとのこと。

事前に新郎新婦がゲストの来場時間を数グループに分けるよう調整して、来場者の数を分散。
そうすることで、三密を回避した式を実現することが可能に。

第1弾目のゲストが来場し、会場の屋上で式がスタートしました。開放感あふれる屋上なので、三密の心配はなし！
新郎とゲストが待つ中、いよいよ美しい白無垢姿の新婦が登場。まずは誓いの儀が行われます。

引き続き屋上にて、お祝いのケーキが登場！可愛らしくインパクトも抜群のケーキです。
ゲストに見守られながら、二人でケーキ入刀。ゲストの方々からもお祝いの声が上がります。

新郎の出身地が沖縄ということで、沖縄の名産、泡盛が運ばれてきました。
新郎新婦はゲストひとりひとりと挨拶をしながら、泡盛を振る舞います。みなさんとても嬉しそう！
そしてこの後は、新郎新婦とゲストで写真撮影が行われていました。

式が終わり、会場1階に戻ります。会場には、新郎新婦の思い出の写真が壁一面に飾られており、それぞれの写真にエピソードが添えられています。

『ポケ婚』では、会場の装飾も新郎新婦の希望で自由にセッティングできるのだそう。今回は写真の他に、二人の思い出の品々などが飾られていました。

たくさん飾られた二人の思い出の写真をゆったりと見ながら楽しむゲストの方々。新郎新婦のゲストへのおもてなしの気持ちが伝わります。

結婚式といえば大事なのが食事ですよね。『ポケ婚』では、ゲストは各々自由に食事やドリンクをオーダーできるスタイル。入場時に一人ずつ食事券、ドリンク券が配布され、それ以降の注文はカウンターにてキャッシュオン形式になります。
自分の好きなものを自由に注文できるのは気軽でいいですよね。

会場内のゲストとの歓談も一区切りついた頃、新郎新婦の前にパソコンが用意されました。なんと、オンラインでの歓談がスタート！
『ポケ婚』ではオンライン参加を導入することで、遠方に住んでいる友人や親族とも楽しいひとときを過ごすことができるのです。

今回は、石川県や大阪に住んでいる方々とも歓談が行われていました。コロナの影響で国内の移動もなかなか自由にできない中、このような工夫は嬉しいですよね。

リアルの来場者数を減らしながらも、多くのゲストと親密な時間が過ごせるという、まさに新スタイルの結婚式です。

今回の結婚式ではゲストは3グループに分けて来場し、20時頃まで式が続いたとのことです。

『ポケ婚』は新型コロナの影響を受けているホステルを有効活用し、最小限のスタッフで、オンラインも導入して行うことで、従来の結婚式に比べ短期間、低コストで実現できる結婚式。
低コストながらも新郎新婦の希望を反映できる自由なスタイルというのもポイントです。

これからのウィズコロナ時代にぴったりの新しい結婚式でした。