【レポ】『ユニクロ』の「感動パンツ」が祝10周年！感動の秘密と2025春夏の新商品を公開

前身となる「ドライストレッチ」が2015年に誕生し、今年で10周年を迎えた『ユニクロ』の「感動パンツ」。
ユニクロと東レが共同開発した素材によって実現した、上質な質感と軽量、伸縮、吸汗速乾機能など様々な機能性を兼ね備えた高機能パンツで、あらゆるシーンで活用できるとユニクロの商品の中でも人気を博しているアイテムです。

同素材で展開する「感動ジャケット」との組み合わせも可能で、これまでに『Theory』や『MARNI』といった有名ブランドとのコラボレーションも実施するなど、その注目の高さがうかがえます。

今回、メディア向けに行われた「ユニクロ『感動パンツ』10周年 新商品発表会」には、ファーストリテイリンググループ 上席執行役員・勝田幸弘氏と東レ グローバルSCM事業部門長・石川元一氏が登壇し、「なぜ感動パンツが感動するのか」について語りました。

「「感動パンツ」の秘密は、伸縮・速乾・軽量、そして肌離れ、通気が優れていること。」と語る勝田氏。

まず「伸縮」に関して、伸縮性の異なる2成分の「糸」を使用することで、普段スーツではすることのないような激しい動きをしても何も問題もなくアクティブに動くことができるのだそう。

次に「速乾」に関して、速乾性の高いポリエステル繊維を使用していることで、汗をかいてもすぐ乾き、さらには自宅の洗濯機で洗うことが可能。
パンツは5時間、ジャケットは8時間ほどで乾いてしまうのだとか。

続いて「軽量」に関しては、ハリコシ感は維持しつつもあえて粗めに織りあげることで、軽量感を実現。
パンツは約300グラムとなんと通常のスーツの半分ほどということで、苦痛なく長時間着用することが可能に。

そして「肌離れ」に関しては、夏場は特に服と肌が汗などでくっついてしまうが、生地の細かい凹凸を作ることによって、肌との接地面が少なくなり肌離れが良くなるのだそう。

最後に「通気」に関しては、ハリとコシは維持しながら粗めに織りあげることによって、ジメジメした日本の夏には最適な通気性を実現しているとのこと。

これらの理由から「感動パンツ」がなぜ感動なのか、そして人気を博している理由がよく分かります。

2025年春夏として、よりファッショナブルなデザインで、生活に寄り添いやすさを重視した新商品が登場。

メンズは4色展開（グレー・ダークグレー・ブラック・ネイビー）の「感動パンツ」と「感動ジャケット」に加え、コットンライクでスポーティな質感の「感動パンツ／ライト」（3990円）や「感動ジャケット／ライト」（6990円）がラインナップ。

ウィメンズには「感動スリムパンツ」と「感動ワイドパンツ」、「感動ジャケット」、「感動ジャケットリラックスフィット」がラインナップするとのこと。

発表会の終盤には勝田氏による「感動着回し講座」が開催され、4月から新社会人となる大学生のお悩みに答えるシーンも。

「印象の良い着こなしは何ですか？」という質問に対し、「大切なのはサイズ感。オーバーシルエットでもサイズ感を間違えると見え方が悪くなってしまうので、正しいサイズで着ていただきたいと思います。ぜひ困ったら店舗へきて店員さんに相談してみてください」と話し、発表会は終了しました。

ビジネスシーンでもプライベートでも活躍間違いなしの「感動」シリーズ。1着持っているだけでも万能なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。