女性がまつ毛に求めるのは?ハリ・コシまつ毛のメリットについて専門家が徹底解説
更新日:2024/12/03 11:52
「スカルプDまつ毛美容液」シリーズを販売するアンファー株式会社が、2024年9月に20代~60代の全国の女性300名を対象にした「目元のメイクとケア」に関する調査を実施。その結果、まつ毛に求めることが「長さ」から「ハリ・コシ」に変化するなど調査で判明した結果をもとに、化粧心理学者の木戸彩恵教授が背景やポイントを解説してくれているので結果とともにご紹介します。
31歳が分岐点!女性300人を対象に「目元のメイクとケア」に関する調査を実施
アンファー株式会社が、20代~60代の全国の女性300名を対象とした「目元のメイクとケア」に関する調査を実施。
その結果、まつ毛で重要視することが「長さ」から「ハリ・コシ」へと需要が変化していることやまつ毛の分岐点が31歳であるということなど、今回の調査で判明した結果をもとに、化粧心理学者の木戸彩恵教授が背景やポイントを解説してくれました。
その結果、まつ毛で重要視することが「長さ」から「ハリ・コシ」へと需要が変化していることやまつ毛の分岐点が31歳であるということなど、今回の調査で判明した結果をもとに、化粧心理学者の木戸彩恵教授が背景やポイントを解説してくれました。
メイクの重点パーツ1位は「アイメイク」。まつ毛で重要視することは?
まず、メイクで重点に置くパーツの調査における第1位は「ベースメイク」、次いで第2位はアイメイクとなり、さらに、アイメイクで重要なポイントを聞いたところ「アイシャドウ」や「アイライン」などを抜いて「まつ毛メイク」が1位という結果に。
このことから現在の女性のポイントメイクの需要では、「まつ毛」に関心があることが明らかとなりました。
また、まつ毛について「まつ毛は長いことが重要である」というイメージを持っている方も多いかとは思いますが、実際に、20代~60代の女性に「まつ毛で重要にしていること」を調査したところ、20代では43.3%の「長いこと」が最も重要であると回答。
そうした中で、30代では36.7%、40代では33.3%…と、年齢を重ねるにつれて長さの需要が下がっていることが明らかになりました。
このことから現在の女性のポイントメイクの需要では、「まつ毛」に関心があることが明らかとなりました。
また、まつ毛について「まつ毛は長いことが重要である」というイメージを持っている方も多いかとは思いますが、実際に、20代~60代の女性に「まつ毛で重要にしていること」を調査したところ、20代では43.3%の「長いこと」が最も重要であると回答。
そうした中で、30代では36.7%、40代では33.3%…と、年齢を重ねるにつれて長さの需要が下がっていることが明らかになりました。
一方、「しっかりとして抜けづらいこと(ハリ・コシがあること)」を重要視するという意見が、20代が33.3%で第2位だったのに対し、30代では38.3%と増加し、「長いこと」を重視する意見を超えて第1位に。
そして、30代~50代までにおいては「しっかりとして抜けづらいこと」が最も重視されているという結果となり、具体的な年齢では、31歳において「ハリ・コシ」を求める需要が「長さ」を超えることが分かりました。
この結果から、次第にまつ毛が細く弱くなっていることを実感し、長さ以上により根本的な「抜けにくく、健康的でしっかりしたまつ毛」を手に入れたいと考える方が増えているのだと考えられ、まつ毛の一本一本の重要性を意識する、“31歳がまつ毛の分岐点”であると言えそうです。
またこの調査から、まつ毛の「ボリュームがあること」の重要性が、年齢を重ねるにつれて増えていることも判明し、50代以降は「長いこと」を求める声よりも「ボリュームがあること」を重要視する意見が多く、特に60代では「ボリュームがあること」が最も重要であるという結果に。
31歳の分岐点を超えると、まつ毛一本一本の強さが失われていることを実感する人が増え、さらに、加齢が進むことでまつ毛の密度や本数を重要視する人が増加するということが読み取れます。
また、「長いこと」「しっかりとして抜けづらいこと」「ボリュームがあること」がどの年代でも上位を占めていましたが、その他の意見としては、20代においては「まつ毛パーマやまつ毛エクステによるダメージを感じないこと」「バラバラになっていない(うねりがない)こと」、30代においては「逆さまつ毛(まつ毛が下向き)の症状がないこと」などが挙げられました。
そして、30代~50代までにおいては「しっかりとして抜けづらいこと」が最も重視されているという結果となり、具体的な年齢では、31歳において「ハリ・コシ」を求める需要が「長さ」を超えることが分かりました。
この結果から、次第にまつ毛が細く弱くなっていることを実感し、長さ以上により根本的な「抜けにくく、健康的でしっかりしたまつ毛」を手に入れたいと考える方が増えているのだと考えられ、まつ毛の一本一本の重要性を意識する、“31歳がまつ毛の分岐点”であると言えそうです。
またこの調査から、まつ毛の「ボリュームがあること」の重要性が、年齢を重ねるにつれて増えていることも判明し、50代以降は「長いこと」を求める声よりも「ボリュームがあること」を重要視する意見が多く、特に60代では「ボリュームがあること」が最も重要であるという結果に。
31歳の分岐点を超えると、まつ毛一本一本の強さが失われていることを実感する人が増え、さらに、加齢が進むことでまつ毛の密度や本数を重要視する人が増加するということが読み取れます。
また、「長いこと」「しっかりとして抜けづらいこと」「ボリュームがあること」がどの年代でも上位を占めていましたが、その他の意見としては、20代においては「まつ毛パーマやまつ毛エクステによるダメージを感じないこと」「バラバラになっていない(うねりがない)こと」、30代においては「逆さまつ毛(まつ毛が下向き)の症状がないこと」などが挙げられました。
30代以降のまつ毛に求められる「しっかりとして抜けづらいこと」は、美容において「ハリ・コシ」と言われている一方で、「ハリ・コシ」というワードはよく耳にするものの、その言葉のみでは、どのようなものかあまりピンときていなかった方も多いのではないでしょうか。
実際に調査したところ、女性の8割が「ハリ・コシ」について分からないもしくは説明できないと回答しました。
多くの女性に意外と知られていないまつ毛の「ハリ・コシ」の効果ですが、「切れやすい」「抜けやすい」「一本一本がしっかりしていない」「バラバラになっている(うねりがある)」「まつパやまつエクの美容施術を継続的にできない」といった悩みが出てくる前に、ぜひハリ・コシのアップを意識したケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
実際に調査したところ、女性の8割が「ハリ・コシ」について分からないもしくは説明できないと回答しました。
多くの女性に意外と知られていないまつ毛の「ハリ・コシ」の効果ですが、「切れやすい」「抜けやすい」「一本一本がしっかりしていない」「バラバラになっている(うねりがある)」「まつパやまつエクの美容施術を継続的にできない」といった悩みが出てくる前に、ぜひハリ・コシのアップを意識したケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
化粧心理学者・木戸彩恵教授のコメントをご紹介
まつ毛は女性にとって重要な顔のパーツです。20代ではまつ毛の「長さ」を重視することが多く、これは自然な仕上がりを求めるトレンドメイクの傾向が反映された回答と考えられます。一方で、年齢が上がるにつれ「ハリ・コシがあること」を重視する傾向が確認されました。
これは、まつ毛が徐々に弱くなり、細くなることでコンディションの変化を実感するためと考えられます。まつ毛のコンディションには加齢や社会的な環境が影響します。年齢とともにまつ毛の再生能力は徐々に低下し、メイク落としや目を擦るといった負担の蓄積に抗えなくなってきます。
さらに、まつ毛の状態は加齢以上にストレスや自律神経の乱れから影響を受けやすいとも言われています。特に30代以降はライフスタイルが大きく変化する年代です。仕事と家庭の両立が求める令和の社会では、ストレスを抱え、自立神経が乱れる人も少なくないことでしょう。
今回の調査でも一本一本が「しっかりと抜けづらいまつ毛」、すなわち「ハリ・コシ」のあるまつ毛が求められていることが分かります。また、年齢を重ねてまつ毛一本一本の強さが失われることで、より、まつ毛の本数を増やしたいという気持ちが高まり、「ボリューム」を求める結果が調査データにあらわれたと考えられます。
また、まつ毛エクステやまつ毛パーマなどの美容施術の有無を調査した結果から、各年代のうち、20代の75%に次いで、40代が53.3%と最も多い数値となりました。31歳の分岐点を迎え、まつ毛の変化を実感したことから、美容施術を通じてまつ毛の見た目を維持しようと考える人も多いと考えられます。
心理学の研究では、イキイキとした目元は若々しさを印象づけるために重要であることが明らかになっています。調査結果でも40代で改めてまつ毛エクステ・まつ毛パーマなどの美容施術の需要が高まったように、目元を魅力的に見せるためには美容施術が求められますが、美容施術に頼ることで負担もかかり、さらにまつ毛が弱くなってしまうという悪循環も考えられます。
その効果を持続させるためには、土台となるまつ毛自体がしっかりしていること、つまり「ハリ・コシがあること」が重要になるのです。つまり、調査で明らかになった31歳という分岐点を迎える前に、早い段階でまつ毛一本一本のハリ・コシを育てていくケアを行うことが重要なのです。
また「ハリ・コシ」という言葉は漠然としており、多くの方には具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。しかし、先述の通り、一本一本がしっかりとした太いまつ毛のことを「ハリ・コシのあるまつ毛」と表現できます。まつ毛のハリ・コシを育てることで、まつ毛メイクが映えやすくなります。
たとえば、うねりのないまっすぐなまつ毛になることで、ビューラーをしても切れにくく、カールキープ力も向上する効果が期待できます。また、まつパやまつエクなどの美容施術の土台もご自身のまつ毛ですから、美容施術を継続するためにも、意識的なまつ毛のケアが重要です。「ハリ・コシ」を意識してまつ毛のケアをすることは重要です。
今回の調査データから、31歳で特に「ハリ・コシ」に関する悩みが増えることが明らかになりました。また、先行研究でも加齢とともにまつ毛が減少する傾向が確認されています。そもそも日本人はまつ毛の密度が少ないので、まつ毛が減少すると目元の印象が薄れやすくなる可能性が考えられます。
とはいえ、美容液でケアを続けることで年齢を問わず「ハリ・コシ」があるしっかりしたまつ毛を手にいれることも可能です。まつ毛はその性質から、ケアの効果を短期的にも実感しやすいという特徴があり、一本一本がしっかりと太くなることで、印象的な目元の演出をできるようになります。まつ毛のケアは効果、若々しくイキイキとした印象につながるでしょう。
さらに、ケアの実感はポジティブな気分的効用をもたらし、心理的健康にもつながります。理想のまつ毛を手にいれ、イキイキとした印象で日々を過ごすためにも、年齢を問わずまつ毛のケアをぜひ心がけてほしいと思います。
【プロフィール】
立命館大学立命館グローバルイノベーション研究機構での研究員を経て、2016年より関西大学文学部に着任し、専門は化粧心理学で、文化心理学を軸に化粧やファッション、嗜好品などに関する研究を展開。
著書「よそおいの心理学」「化粧を語る、化粧で語る」などを出版し、日本顔学会理事補佐,化粧文化研究者ネットワーク世話人などを務めています。
これは、まつ毛が徐々に弱くなり、細くなることでコンディションの変化を実感するためと考えられます。まつ毛のコンディションには加齢や社会的な環境が影響します。年齢とともにまつ毛の再生能力は徐々に低下し、メイク落としや目を擦るといった負担の蓄積に抗えなくなってきます。
さらに、まつ毛の状態は加齢以上にストレスや自律神経の乱れから影響を受けやすいとも言われています。特に30代以降はライフスタイルが大きく変化する年代です。仕事と家庭の両立が求める令和の社会では、ストレスを抱え、自立神経が乱れる人も少なくないことでしょう。
今回の調査でも一本一本が「しっかりと抜けづらいまつ毛」、すなわち「ハリ・コシ」のあるまつ毛が求められていることが分かります。また、年齢を重ねてまつ毛一本一本の強さが失われることで、より、まつ毛の本数を増やしたいという気持ちが高まり、「ボリューム」を求める結果が調査データにあらわれたと考えられます。
また、まつ毛エクステやまつ毛パーマなどの美容施術の有無を調査した結果から、各年代のうち、20代の75%に次いで、40代が53.3%と最も多い数値となりました。31歳の分岐点を迎え、まつ毛の変化を実感したことから、美容施術を通じてまつ毛の見た目を維持しようと考える人も多いと考えられます。
心理学の研究では、イキイキとした目元は若々しさを印象づけるために重要であることが明らかになっています。調査結果でも40代で改めてまつ毛エクステ・まつ毛パーマなどの美容施術の需要が高まったように、目元を魅力的に見せるためには美容施術が求められますが、美容施術に頼ることで負担もかかり、さらにまつ毛が弱くなってしまうという悪循環も考えられます。
その効果を持続させるためには、土台となるまつ毛自体がしっかりしていること、つまり「ハリ・コシがあること」が重要になるのです。つまり、調査で明らかになった31歳という分岐点を迎える前に、早い段階でまつ毛一本一本のハリ・コシを育てていくケアを行うことが重要なのです。
また「ハリ・コシ」という言葉は漠然としており、多くの方には具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。しかし、先述の通り、一本一本がしっかりとした太いまつ毛のことを「ハリ・コシのあるまつ毛」と表現できます。まつ毛のハリ・コシを育てることで、まつ毛メイクが映えやすくなります。
たとえば、うねりのないまっすぐなまつ毛になることで、ビューラーをしても切れにくく、カールキープ力も向上する効果が期待できます。また、まつパやまつエクなどの美容施術の土台もご自身のまつ毛ですから、美容施術を継続するためにも、意識的なまつ毛のケアが重要です。「ハリ・コシ」を意識してまつ毛のケアをすることは重要です。
今回の調査データから、31歳で特に「ハリ・コシ」に関する悩みが増えることが明らかになりました。また、先行研究でも加齢とともにまつ毛が減少する傾向が確認されています。そもそも日本人はまつ毛の密度が少ないので、まつ毛が減少すると目元の印象が薄れやすくなる可能性が考えられます。
とはいえ、美容液でケアを続けることで年齢を問わず「ハリ・コシ」があるしっかりしたまつ毛を手にいれることも可能です。まつ毛はその性質から、ケアの効果を短期的にも実感しやすいという特徴があり、一本一本がしっかりと太くなることで、印象的な目元の演出をできるようになります。まつ毛のケアは効果、若々しくイキイキとした印象につながるでしょう。
さらに、ケアの実感はポジティブな気分的効用をもたらし、心理的健康にもつながります。理想のまつ毛を手にいれ、イキイキとした印象で日々を過ごすためにも、年齢を問わずまつ毛のケアをぜひ心がけてほしいと思います。
【プロフィール】
立命館大学立命館グローバルイノベーション研究機構での研究員を経て、2016年より関西大学文学部に着任し、専門は化粧心理学で、文化心理学を軸に化粧やファッション、嗜好品などに関する研究を展開。
著書「よそおいの心理学」「化粧を語る、化粧で語る」などを出版し、日本顔学会理事補佐,化粧文化研究者ネットワーク世話人などを務めています。
ハリ・コシをアップ!手軽に取り入れられるまつ毛美容液アイテムはこちら
左「スカルプD アイラッシュセラム ピュア」6mL(1,780円/税込)
右「スカルプD アイラッシュセラム プレミアム」4mL(3,560円/税込)
右「スカルプD アイラッシュセラム プレミアム」4mL(3,560円/税込)
ダメージケアに特化したまつ毛美容液を使うことで、ハリ・コシがあり、カールキープしやすいまつ毛を目指すことができるので、ぜひ取り入れてみましょう。
2024年3月にリニューアルした「スカルプDまつ毛美容液」は、まつ毛の保湿・補修・保護成分を配合することによりまつ毛に潤いを与え、キューティクルのめくれを整えてくれるアイテム。
2024年3月にリニューアルした「スカルプDまつ毛美容液」は、まつ毛の保湿・補修・保護成分を配合することによりまつ毛に潤いを与え、キューティクルのめくれを整えてくれるアイテム。
「プレミアム」は、「ピュア」と比較して毛髪補修成分を4倍(※1)配合しており、さらに「プレミアムダメージケア成分(※2)」を新たに配合することで、まつ毛を表面と内部の両方からケアし、ダメージを受けにくいまつ毛へと導いてくれます。
アンファーの頭髪研究の知見のもと、2012年に誕生した「スカルプDまつ毛美容液シリーズ」は、発売以降、「毎日の目元ケアでなりたい仕上がりに寄り添い、ごきげんなわたしを叶える」というコンセプトを掲げて商品やサービスを展開中。
2024年3月に、「使い続けることで強い(※3)まつ毛へ」というコンセプトを基にした商品の開発を行い“ずっと美しいまつ毛”を叶えるブランドとして7年ぶりにリニューアルし、累計出荷本数10,400,000本(※4)を突破したそうです。
※3:ハリ・コシがある状態。
※4:2024年5月末時点。
2024年3月に、「使い続けることで強い(※3)まつ毛へ」というコンセプトを基にした商品の開発を行い“ずっと美しいまつ毛”を叶えるブランドとして7年ぶりにリニューアルし、累計出荷本数10,400,000本(※4)を突破したそうです。
※3:ハリ・コシがある状態。
※4:2024年5月末時点。
調査情報
調査名:「目元のメイクとケア」に関する調査
調査手法: インターネットリサーチ
対象者条件:20~60代女性
サンプル数:n=300
調査地域:全国
調査実施日:2024年9月
調査手法: インターネットリサーチ
対象者条件:20~60代女性
サンプル数:n=300
調査地域:全国
調査実施日:2024年9月