『カーディナルヘルス』が“選択と集中”による今後の事業戦略について発表

更新日:2023/01/02 15:36
医薬品および医療機器の流通を専門とする医療機器メーカー『カーディナルヘルス』から、“選択と集中”を掲げる今後の事業戦略について、日本法人の代表取締役社長らによるコメントが発表されました。不安定な世界情勢のなか、今後どのようにグローバル展開を加速させていくのか、事業モデルの大転換や目指すビジョンについてご紹介します。

『カーディナルヘルス』の“選択と集中”による事業転換とビジョン

医薬品および医療機器の流通を専門とする医療機器メーカーの『カーディナルヘルス』は、中心静脈用カテーテルや経腸栄養カテーテルなど、日本の医療に欠かせない幅広い医療製品を展開しています。

11月1日からは、これまで日本国内のみで展開していた、静岡県発の医療用カテーテルの海外輸出を開始。

韓国での販売を皮切りに、今後はアジア太平洋地域へとグローバル展開を拡大させていくとのことです。

世界的な半導体不足をはじめ、ロシアのウクライナ侵攻などにより不安定な世界情勢のなか、今後どのようにグローバル展開を加速させていくのか、事業転換や目指すビジョンについて、『カーディナルヘルス』日本法人の野田良代表取締役社長と、ベンジャミン・ブリンカー国際医療製品・流通プレジデント(以下、ブリンカー氏)からコメントがありました。

徹底したコスト削減と事業モデルの大転換により2022年度の業績が好調

ブリンカー氏からはまず、『カーディナルヘルス』の2022年度の業績が好調である理由について
「2022年度の業績については、新型コロナウイルス拡大の影響で落ち込んでいた前年度と比較して増加した点もある一方、競合他社を抑えたシェアの獲得という理由も大きい。さらに、製造コストや人件費・輸送費が増加しているなかで、営業費節約など徹底したコスト削減を行い、コスト増分を販売価格に反映して値上げした。また強靭な利益を算出するための事業モデルの大転換も大きな要因だった」
とコメントしました。

“選択と集中”により、フォーカスする製品と国を限定したことが成功を導いた

業績向上につながった直近での事業モデルの大転換については、「選択と集中」を繰り返しながら、
「ここ数年行ってきた大きな戦略転換は、フォーカスする製品・国に集中させるということ。そのため、ロシアやウクライナ、アジア諸外国や、売り上げ規模の小さいラテンアメリカ圏やアジア圏の小国など、合計40ヵ国以上から撤退した」とブリンカー氏。

多くの国から撤退した一方で、市場の大きいカナダと日本にフォーカス。
さらに、代理店とのパートナー契約という間接的な市場展開として、フランスや中国、インドでチャンネルパートナーを拡大させてきました。

医薬品と医療機器は異なる戦略で事業展開を進める

さらに『カーディナルヘルス』の事業戦略のポイントとして、医薬品と医療機器を異なるベクトルで展開している点が挙げられます。

ブリンカー氏によると、「医薬品事業は、『カーディナルヘルス』が得意とするジェネリック医薬品の市場がすでに成熟していることから、グローバル展開は考えていない。一方で、医療機器はアメリカを中心として製品はもちろん、サービスも海外展開していく」とのこと。

IT投資やM&Aも視野に入れ、新たな製品も国内で展開予定

またブリンカー氏は
「今後は製品だけでなくITへの投資も計画しており、アメリカ以外への展開としてM&Aも視野に入れている。こうした新たな事業に取り組む一方で、7つの新たな製品を日本で展開していく予定。」
と、今後のさらなる事業展開について言及されました。

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