酒飲み=魚好き!?魚を頻繁に食べる遺伝子タイプが多い都道府県ランキングを発表

更新日:2022/03/11 14:05
ユーグレナ社は、『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービスを利用している20,000人以上のゲノムデータをもとに「魚を頻繁に食べる遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を公開しました。

魚を頻繁に食べる遺伝子タイプが多い都道府県第1位は「青森県」

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個人の健康リスク・体質・祖先について300項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて結果を提供する『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービス。

体質や病気の発症は遺伝要因だけでなく、食生活や生活環境など環境要因も大きく影響を受けるため、自分の遺伝子情報を理解したうえで生活習慣を見直すヒントに役立てることができるます。
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今回、『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービスの利用者の中から20,000人以上のゲノムデータを用いて、「魚の摂取頻度(SNP:rs11066015)」という項目を解析。

遺伝子解析項目「魚の摂取頻度」は、魚を食べる頻度に対する、遺伝子型の影響を示す項目で「魚の摂取頻度が一般的なタイプ(遺伝子型:GG)」、「魚の摂取頻度がやや低いタイプ(遺伝子型:AG)」、「魚の摂取頻度が低いタイプ(遺伝子型:AA)」の3つのタイプがあるとのこと。

今回の調査では、この遺伝子(SNP:rs11066015)の型のなかで、相対的に魚の摂取頻度が高いと想定される遺伝子型「魚の摂取頻度が一般的なタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の推定割合を都道府県別に算出し、数値化。

その結果、魚を頻繁に食べる遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県は、1位 青森県、2位 沖縄県、3位 岩手県、4位 秋田県、5位 山形県という結果に。
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その他にも、東北エリアの県が上位を占めていることも分かりました。
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2022年1月26日にユーグレナ社が発表した「お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」と本ランキングを比較した結果、上位8位までにランクインした県がすべて一致という結果に!

これにより、お酒に強い遺伝子タイプの人は、魚の摂取頻度が高いと想定。

今回対象にしている遺伝子型(魚の摂取頻度(SNP:rs11066015))は、ヒト12番染色体上の12q24領域に存在する遺伝子型です。

12q24領域にはアルコール代謝に関わる遺伝子やSNPsが存在しており、お酒に関わる遺伝型と魚の摂取頻度に関わる遺伝型は関連することが分かっているとのこと。

調査概要

調査方法:ゲノムデータの解析を元に調査
調査対象:「ジーンクエストALL」、「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」の利用者
対象者数:ゲノムデータ:21,361人
調査時期:2020年5月
調査項目:ゲノムデータ:「魚の摂取頻度(SNP:rs11066015)」の項目について、「魚の摂取頻度が一般的なタイプ(遺伝子型:GG)」の推定割合を都道府県ごとに算出

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