使われずに眠る“埋蔵携帯”の総価値額は約3兆円!金メダル110万個分に相当

株式会社ゲオは、関西大学の宮本勝浩名誉教授の協力のもと、現在使われず自宅に保管されている携帯電話(=埋蔵携帯)の価値を試算したところ、2021年6月時点で約3兆円に伸長したと発表しました。携帯電話に含有する非鉄金属のレアメタルで換算すると、約110万個の金メダルが製作できるという驚きの結果に。

使われずに眠る“埋蔵携帯”の総価値額は約3兆円へ伸長

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株式会社ゲオは、関西大学の宮本勝浩名誉教授協力のもと、使われずに眠る“埋蔵携帯”(※1)の総価値額を隔年で発表しています。
同社の調べによると、2021年6月時点で“埋蔵携帯”の総額価値は、2兆9,931億258万円(※2)に上ることがわかりました。

調査を開始した2015年は1兆6,489億172万円、2017年は1兆7,013億7,156万円、2019年は2兆1,239億7,643万円であり、年を追うごとに価値が高まる傾向に。
大手キャリアのいわゆる“2年縛り”がなくなったことや機種変更時の旧端末の回収、SDGsをはじめとするモノを長く大切に使う文化への機運の高まりなどの社会背景から埋蔵携帯の総額価値は減少すると一見思いがちですが、前回調査より2年で8,691億円の増加という驚きの結果になりました。

同社によると、総額価値が伸長した要因は1人当たりの保有台数の増加のほかに、旧機種であっても価値が下がりにくい高性能のスマートフォンが増加したことが考えられると言います。
実際に、同社の2020年度の携帯電話の平均買取価格は、ガラケーに対してスマートフォンが10倍以上の価格で買取されているとのこと。

埋蔵携帯で約110万個の金メダルが作れる!?

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携帯電話は、中古市場でのニーズのほかにも利用価値があるのをご存知ですか?

非鉄金属であるレアメタルが含有されているため、そのリサイクルの利用源として注目が集まっているのだとか。
携帯電話に含まれる金は1台当たり0.025gで、約2億6,479万9,107台の埋蔵携帯の台数で換算すると、約110万3,330個(※3)の金メダルを製作できる計算になります。

東京オリンピック 2020真っ只中の今、使われずに眠る“埋蔵携帯”の有効活用を考えるきっかけになりそうですね。
※1...スマートフォンと、スマートフォン以外の従来型の携帯電話(いわゆる「ガラケー」)など
※2...1人当たりの平均携帯保有台数から平均契約携帯台数を差し引き、日本における実際に携帯電話を保有している人数を掛けたものを『埋蔵携帯台数』と試算し、中古携帯の平均買取価格を掛けることで算出
※3...金メダル1個につき、6gの金を使用すると仮定して算出

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